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PM未経験のPMが3ヶ月でアクティブユーザー数を約1.3倍にするのに何をやったか振り返る

はじめに

207 Advent Calendar 21日目です!
207は物流業界のラストワンマイルのDXに特化した事業を展開している2018年1月31日創業のスタートアップです。

PM未経験のPMが配達アプリ「TODOCUサポーター」アクティブユーザー数を3ヶ月で約1.3倍にするのに何をやったか振り返ろうと思います。少しでもご参考になれば幸いです。
207で経験した職種は以下、便利屋西田です。
*SQLを書けません(いつもエンジニアの原口さんに書いて貰ってます)

経験した職種一覧

  1. ビラ配り

  2. Webディレクター

  3. 受託開発請負人

  4. 配送員

  5. 新規事業立ち上げ(スキマ便

  6. QA

  7. コーポレート

  8. 会計

  9. プロダクトグロース

  10. プロダクトマネージャー

PMは突然に

PMを引き継いだのは9月末ごろ。
娘の保育園のお迎えに行っていたところ急にslackでmtgの参加を要請されたので自転車に乗りながら参加してみると「PMお願いできますか?」と高柳さん(CEO)と福富さん(PM兼CTO)に言われました。
2-3ヶ月後スタートかなと思っていたのですが、「なるはやで」とのこと!引継ぎは1時間mtgを2回程度でしただけだと記憶しています。分からないことがあればその都度聞いていました。
もともとQAを担当していたので開発のロードマップについては把握していましたが、issueの細かな仕様などは把握していませんでした。

というかKPIもしっかり理解できててはおらず、初めの頃は2週に一度のスプリントプランニングでエンジニアに「それ違いますよ」と突っ込まれまくりました。今もよく突っ込まれてますw

まず初めに月に一度のAll hands(10月前半)でプロダクトチームが何をやっているか、何を追っているかを皆に認識してもらうことから始めました。

10月の全社会の資料(今もこのテンプレートを使っています)

参加メンバー全員に対して当たり前のことを大きな声で話しましたw

この頃から社内で「どの数字に紐づいているんだっけ?」「インパクトあるんだっけ?」「ユーザーの何の課題を解決するんだっけ?」と言った会話が増えてきてチーム全体に数字の意識が広がったような気がします。

離脱理由の分析

次に行ったのはどの機能をつくっていくかの取捨選択を行いました。TODOCUサポーターのユーザーは①ダウンロード→②アカウント登録→③荷物登録→④配達完了→⑤翌週アクティブという流れでアクティブ化していきます。
データを分析したところ④配達完了したユーザーの約80%以上で⑤翌週アクティブにつながっていました。配達完了をゴールと設定し、それに寄与する機能のみを開発していきました。

機能がどの数字に効くかマッピングした図

何とか形にできた

3ヶ月を振り返ってみると、
既に開発にしていた機能をスムーズにリリースできた。
開発する予定だった機能を効率よく開発できた。
の2点が良かったと思います。

QWAUは引き継いだ9月末と比較して約1.3倍に上昇
アクティブ転換率も約5%上昇し、休眠ユーザーの利用率もかなり上昇してきてきました。

上手く立ち回れた理由

  1. 配送員や新規事業の立ち上げなどでドメイン知識があった。

  2. QAを担当していたので仕様について理解していた。

  3. 西田はとにかくなんでも言いやすいらしいのでエンジニアやデザイナーがいろんな意見をくれた。

喜びの声も多数

反省点

配送員のどの課題を解決するか、どの数字に紐づくかをきちんとチームに共有できておらず、不信感を持ったまま開発しているメンバーが複数居たようです。また、課題ベースでの議論でなく機能ベースでの開発になっていたのでビルドトラップに陥り、複数の機能を削除することになりました。く、くやしい、、、

※12月の大型リリースの内容はこちら

これから

大型リリースが完了し、プロダクトは順調の伸び始めています。ここからは issueやデータドリブンでプロダクトを改善していけばOK。なんてことはもちろんありません!非連続な事業成長はできていないと正直なところです。新しい仲間も加わり、事業戦略の見直しも完了し新たなサービスを複数立ち上げていきます!

やることたくさん、、、、と言ったらお約束の↓↓↓

We're Hiring

207株式会社では、一緒にレガシーな物流業界の変革に挑む仲間を大絶賛募集中です!もし少しでもご興味がありましたら、以下のnotionをご覧ください!

www.notion.so

少しでもこの記事が琴線に触れた方はぜひお気軽にお声掛けいただけると嬉しいです。一緒に「いつでもどこでもモノがトドク」をつくりましょう。

よろしくお願いいたします!読んでいただきありがとうございました!

最後に

いつも的確なアドバイスをくれるきっしーさん
泥臭い仕事を文句言わず引き受けてくれる要さん
自立駆動でじゃんじゃん開発してくれるケビンさん
黙々と作業しながらもコミュニケーションを活性化させてくれた堀田さん
みんなが開発しやすい環境を提供してくれる🐰さん
ユーザーが何に迷ってるか全て把握している小林さん
28歳の時、僕ニートでしたよ白井さん
デザインチームの皆様
業務委託で働いていただいているエンジニアさん
QAをひとりで回していただいてるギャンブラーさん
他にもめちゃくちゃ感謝なんですがこの辺で

ありがとうございました!!!

来年もよろしくお願いいたします!やったりましょう!

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