見出し画像

11 コペンハーゲン中央駅から人気カフェへ

2019/7/11 コペンハーゲン

コペンハーゲンでの初めての朝。9時ごろに目が覚める。身支度してキッチンへ行くと、別の部屋に泊まっている50代くらいのドイツ人夫妻がコーヒーを飲んでいた。なんでも自転車に乗ってベルリンから来たらしい。その距離は片道だけでも500〜600キロくらいある。

北欧3国のひとは、よく自転車に乗る。道路には自転車専用のレーンがあるし、電車内にも駐輪スペースが備えられている。国自体が自転車の乗ることを勧めているのだ。日本で自転車に乗っている身としては、北欧の恵まれた環境をうらやましく思う。

朝食をとったあとは、11時くらいまでnoteの日記を書く。昨日は小さなトラブルがたくさんあって大変だった。そんな日のほうがスムーズに書ける。

昼前にカメラを手にして街へ出ることにした。前情報を得ていないため、とりあえずコペンハーゲン中央駅を目指す。宿からバスと電車を乗り継いで1時間ほど。

コペンハーゲン中央駅はそれ自体がレンガ造りの素敵な建築で、写真を撮りたい欲求が湧いてくる。建物が作られたのは1911年と108年前。その後、エスカレーターやエレベーターなど近代的設備が1980年台に整えられたそう(ウィキペディアによる)。

駅の目の前には有名な観光地のチボリ公園があるが、ここはアトラクションがメインのためパスする。とりあえず周辺を20分ほど歩くと、大通り沿いに広い公園を見つけた。名前はコンゲンス ニュートー広場。子どもを連れてくつろぎに来ている人が大勢いた。

心地よい風と適度な日光。寝転がって本を読む人や、ラップトップを文字通り膝に乗せて書き物をする人などいろいろ。

少しお腹が空いたため、近くのセブンイレブンに寄った。北欧価格なので高いのは承知の上だが、水の500ミリペットボトルが約300円、パン・サンドイッチが約600円とこの2つだけで1000円になった。なかなか厳しい。

そのあとはたくさんのお店が密集しているマーケット・Torvehallerneへ。テナントの1つ『The Coffee Collective 』でラテを頼むことにした。ここはデンマークで人気のカフェらしく、コーヒーのオーダーが入るとバリスタが一杯ずつハンドドリップしてくれる。

ここから先は

557字 / 3画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?