8 スウェーデンのひとにとって、ハッセルブラッドは特別なプロダクト
2019/7/8 ストックホルム
ストックホルムは、ヘルシンキから1時間遅れの時差がある。それでも朝8時半には目覚められた。テラスにはカローラがコーヒーを飲みながらくつろいでいた。簡単な挨拶を交わして、朝ごはんを用意。天気予報は晴れ時々曇り。週間予報を見ると、滞在中は曇りや雨など、あまり良くないみたい。
朝食後に洗濯を手で行って、ドライルームに吊るした。部屋へ戻ってnoteを半分だけ書くと、時刻はすでに11時。カメラを持って中心部へ出かけることにした。
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とりあえずバスと地下鉄を乗り継いで中央駅へ向かう。グーグルで景観の良いところを調べると、橋を渡ったガムラスタンが旧市街地で良さそうだった。
ストックホルムは「水の都」と呼ばれている。中心部はいくつかの島にわかれていて、橋を渡って行き来が可能だ。
ガムラスタンに着くと多くの観光客でごった返していた。中世から手付かずの街並みに、飲食店や土産物屋が軒を連ねている。道の細さや坂の多さ、カラフルな街並みなど、ポルトガルのリスボンに似ていると思った。
ストックホルムは宮崎駿氏の「魔女の宅急便」のモデルになったことでも有名だ。その雰囲気を感じさせる風景がいくつも眼前に広がっている。
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ガムラスタンから歩いて隣の島のセーデルマルムへ移動した。ここはそれほど観光客はいなくて、暮らしているひとの姿が多く見られる。たまに小雨が降ったけれど、カメラで写真を撮りながらゆっくりと街並みを見て回った。
フィルムがなくなったのでベンチに座って入れ替えていると、犬を連れているおじさんが声を掛けてきた。
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