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食用油について

書籍 ルネサンスvol.13

食がもたらす❝病❞ ~日本の食 安全神話崩壊~

西川榮郎さんは、このように綴られています。

食用油でもっとも問題なのは、ハーベスト農薬だ。農薬は油に溶けやすいため、食用油こそ農薬のかたまりであるといってもいい。また、遺伝子組換え作物として流通している輸入の大豆、トウモロコシ、菜種、綿はいずれも油の原料である。したがって、これらをブレンドしている市販の油はすべて絶望的だ。

しかも今は、より多くの油を得るためにn-ヘキサンという有機溶剤が使われる。n-ヘキサンは発がん性が懸念される有害物質である。このn-ヘキサンで 抽出された油は、品質を保持・ 均一化するために、さらに精製、 漂白、脱臭といった処理が施され、その過程でトランス脂肪酸が生じる。トランス脂肪酸は心臓病、がん、精神疾患の原因であるといわれ、欧米をはじめ多くの国で使用を禁止・規制されている油である。しかし日本に規制はない

現在日本は、アメリカ、イタリア、ブラジルに次ぐオリーブオイル大国で、良質なオイルといえばエキストラバージンだと考えている日本人も多いようだ。 しかし、日本人が手にするエキストラバージンで、ホンモノは極めて稀だ。イタリアから輸入された高価なオリーブオイルで さえ、n-ヘキサン抽出、脱溶剤、脱酸性化、脱臭が施されているものはザラにある。 ひどいものでは、エキストラバージンは少量含まれているだけで、安い粗悪な植物油を混ぜたものが 「エキストラバージンオリーブ オイル」として売られている。 オリーブオイルに限らず食用油は、無農薬の原料を圧搾法、 またはコールドプレスによって 抽出したものを選びたい。 (以上本文p90より)


我が家ではパルシステムさんより、こちらの菜種油を取り寄せています。

『遺伝子組換え原材料不使用』この言葉を信じます。

私は自分が作る料理で、油を使用することはなくなりました。

AGEのことも含めて、煮る料理でレパートリーを増やしていきたいと考えています。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

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