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作曲家カスキ🎹舘野泉先生🌳

皆様
 残暑お見舞い
      申し上げます。
 まだ暑さ真っ只中のいま、
残暑とは 言い難いような 毎日
ですが 我が家の庭は写真のような
花が咲き 涼しさを 漂わせて
います。
 自然とは 有難いものです。

 皆様 作曲家カスキをご存知でしょうか?        私は7年ほど
前にピアノの師匠のご紹介で 初めて
作曲家カスキを知りました。
その時は あまり興味がなく…先週
師匠のレッスンの最後 再度ご紹介
いただき 帰宅し、すぐに弾いてみましたら あっという間にカスキ音楽に
惹かれてしまいました。
7年の時空を超えて やっと私が
カスキに近づけたのでは ないか…と
思いました。
         我がピアノの
師匠は 日本で音楽を学んだあと
フィンランドのシベリウスアカデミーで研鑽をつみ いま各方面でご活躍の
ピアニストでは ありますが 北欧を感じるお人柄で いつも 
静かさのなか
数少ないお言葉から沢山の気付きをいただいています。
今回 作曲家カスキとの2回目の
出会いをいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます🍀。

カスキの曲集は 左手のピアニストとして ご活躍の舘野泉先生が 
40年以上前に
「カスキ ピアノ小品集」とし世に
出していらっしゃいました。

 舘野泉先生の「この曲集について」
から 抜粋です。

 🎶ヘイノ カスキ
  1885年 フィンランド カレリア地方に生まれ、
  1957年 フィンランド 
      ヘルシンキで72年の生涯
      を閉じた。
 彼の生まれ育った町は 豊かな
湖沼と森林に囲まれ 民族伝承文化も
大変豊かであった。
彼は 内面的で控えめな性格がうかがわれる。
 カスキは 自作の小品を携えて
シベリウスに会う機会に恵まれ 何回か 彼の批評 と助言をうけ 
シベリウスからベルリンに留学できるよう 推薦状ももらい かの地で
伝統的な音楽理論と技法の習得に努めた。

🎶カスキは 歌曲 100曲以上
     ピアノ曲 100曲以上
🎶カスキ自身が代表作としているのは
「交響曲ロ短調」
ということです。
          私もここ数日
カスキのピアノ曲を弾いていて感じる
事は 自然 清澄な空気の気配
時に 湿気を帯びた空気 
静かな 控えめな彼そのものの音楽を
深く感じます。
今朝は「泉のほとりの妖精」を弾いてみましたが 美しい高音の3連符に
妖精の存在を感じ…。
舘野先生のお言葉
「カスキを叙情詩人と記したが、
詩人であるよりは彼は音による
叙情画家、美しいカレリアの自然への愛と
郷愁を詩いあげた人であったろう。」とありましたが 心から、拙い私では
ありますが 舘野先生のお言葉通りの感覚を覚えました。

 長年 フィンランドに暮らされて
いる舘野先生であるからこその
表現であった と感じます。
        私はまだ北欧を
訪れたことは ないのですが 以前
より更に 北欧の自然 音楽に出会い
何をどう 感じるのか…そのような
時をもてたならば 
カスキ シベリウスの曲が少しは
心で理解できるのではないか~と
思いました。
その日まで 今日もこれから私なりの
できる努力をするため
ピアノに向かいます☺️。

 🌳今日のオススメ曲🌳
 カスキ作曲
  泉のほとりの妖精
  激流
  夢
  秋の朝
  等々
 皆様 ぜひお聴き また演奏
なさってみてくださいませ🌻。

  🍃舘野泉先生のおかげで北欧の
豊かな 自然を感じる 素晴らしい
作曲家に出会うことができ 大変
幸せです。
ありがとうございます🍀。

 🎐先週の前田河先生の
ソルフェージュクラスのお話し
心に残りました。
ありがとうございました。
次回のソルフェージュクラスも 
楽しみですね。

来週は 前田河先生のブログです。
こちらも楽しみです🎐。
         文責        

         土曜日午前
         日曜日
         担当
         伊原じゅんこ
   

     
  

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