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学生がコンサルをやりたいと言ったから真面目に考えてみた

タイトル画像:学ランを着ている学生のイラスト

学生に進路希望を尋ねたところ、様々な答えが返ってきました。一番多いのは「まだわからない」。

2年生なのでそんなもんかな?

その中で、コンサルを希望したのが数名。

おや?と思ったわけです。

普通に考えて、ある程度の社会経験がある経営の判断に関わる人が、去年まで学生でした、という人のコンサルをお金を払って受けるでしょうか?

というのがまず思い浮かびます。

でも、履修コースの特殊性を考えると、これはアリかも!とも思って記事にしてみます。

履修コースは「AI」

基本的には、

・データ収集方法
・データ分析方法
・自動学習
・プロトコルに従った出力

の総合的な技術、という理解です。

人間が主観で判断する部分を、うまくAIの「鷹の目」的な分析から導き出されたら、むしろ若い人であろうと、ある種の説得力は作れる気がします。

説得力

そうなんですを営業的には「だから自分にコンサルをさせてよ」とつながる説明に説得力が必要。

AIの何たるか、がまだ経営陣に理解されてない今なら、「わたしは若造で社会経験に乏しいが、AIのこのような設計ができる」というのは今は武器になる。

つまり、若くても説得力を持たせられるのです。

昔からある逆転現象

最先端の技術や、その企業が扱ってこなかった技術の導入においては、社会人経験より技術の理解度が重視されることはありました。

かつての会社。コンピュータ系の技術がまだ社内に蓄積されてなかった時の先生役は新入社員。ベテランたちが、この間まで学生だった新入社員にレクチャーを受けることになったのです。

もちろん、新しい技術。立場の上下をどうこう言うことは無かったと想像してますが、私が入る数年前の話だったので、真実は分かりません。ただ、先生をやっていた、というのは事実。

つまり、AIは、まだその段階にあるという仮定が正しければ、むしろ若造だからこその説得力も持たせられるのです。

そんな領域は他にもありそう。

・AR、VR系
・DX系
・動画マーケティング系

などなど。

でも、どの領域も時間と共に若さのアドバンテージはなくなります。

つまり。

経験もありAIの設計もできる人が現れたら?

すんません、と帰るしかありません。

でも、こういった考えを持ち、さらにそれに向かって精進するのは良いこと。まずは応援したいと思います。


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