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薬局のジレンマ

こんにちは!


どうやらコロナによる患者さんの減少に歯止めを迎えたようです。(私の地域は・・)

まだまだ処方日数の延長や、自粛の方はいますが、ようやく横ばいになってきた。減少した状態での横ばいなので、利益的には大打撃なことには変わりない。

以前のようにはいかないけれど、これ以上は減らないという状況。

全国的には、大手ドラッグストアは処方枚数、売り上げは増えているようです。下がってるところもあるようですが。

自粛の影響で、衛生材料の購入など客単価も上がっているのも収益につながっているようだ。

そしてオンライン診療の緩和によって、門前薬局に立ち寄る患者さんが激減しているのです。電話診療の人たちは、都合の良い自宅から近い薬局や、ドラッグストアに流れてしまっているのだ。

こんな形で、門前薬局の終焉が加速されるとは思いもよらなかったです。

さあ。ここからが勝負所です!!

戦略を立て、動き出さなければ倒れますね。。


さて前置きが長くなりましたが、薬局のジレンマについて。

薬局でよく聞くクレームの一つに、同じ薬をのんでいるのに、病院の中でもらう場合と薬局でもらう場合ではなぜに高くなるのか!という問題。

そういうときの我々の言い分は「飲み合わせをチェックしたり、症状に合わせた処方であることを確認して安全性を確認してからお渡ししているので、手数料をいただいています」みたいなことをいうわけです。

それで納得してくれるの?

あまりしてくれません。

元々院内処方でもらっていた人が院外に切り替わると多くの場合ぶつかる問題です。だって全然値段がちがうのだから!!



(平成27年1月28日 第41回規制改革会議資料より一部抜粋)
院内処方として医薬品を医療機関で受け取るよりも、院外処方として薬局で受け取る方が、患者の負担額は大きくなるが、負担の増加に見合うサービスの向上や分業の効果などが実感できないとの指摘もある。


このサービスを実感されにくいというのは本当に難しい問題です。私自身、しっかり飲み合わせの確認、わかりやすい説明、気持ちよく帰ってもらえるように意識しているが、どうも求められていないなぁと肌で感じる時があるのです。まあ人にもよりますが。

対物業務から対人業務への変換が現在の薬局に求められるている課題ではありますが、患者さんによっては、より速い対物業務を求められるケースもあるのが現状ではないでしょうか。

薬学的なサポートや、服用後のフォローなど必須な部分はおさえつつ、新たな取り組みを、実践していこうと思う。

とりあえず、LINE導入、オンラインのインフラを整えよう。

ダメなら次。ダメなら次。

ポジティブに攻めていく。


今日も、ありがとうございました!!





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