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【トリノでグイドゴビーノのチョコレートをお得に買う方法】イタリア一人旅🇮🇹 2023/10/16 スクラップ日記

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10月3日にイタリアに着いてから、
暑い日が続いていたので半袖を着て出歩くことが多かったが、この日から急激に冷え込んだ。

前日の晩から、ちょっと違う感じがするなぁと思ってはいたが、薄いタオルケットだけで寝ていたので朝方寒くて目が覚めてしまった。

アパートのオーナーからも、
「厚地の掛け布団があるから使いなさい。」とか、「暖房はちゃんと機能しているか?」と確認のメッセージが来ていた。

トリノを離れる日が近づいてきたので、
そろそろおみやげを買い揃えることにした。

エジプト博物館に行った日に、
博物館の近くにある「グイドゴビーノ」というチョコレートショップのカフェに行って、ジャンドゥイヤの食べ比べをした。


少々お高いがとてもおいしかったので、
おみやげにいくつか買おうと思っていたのだが、Googleマップを見ていると他にもショップがあるようなので行ってみた。


La Fabbrica del Cioccolato di Guido Gobino


中心地からは少し離れていて、チョコレート工場に併設している販売のみの店舗だ。

普通の住宅街の並びに、急に派手な絵があらわれるので見つけやすい。

この絵が目印。

営業時間も過ぎているし、定休日でもない。
住所も絶対ここなのだが扉が開かない。

店の前であたふたしていると、
すぐ後に来たマダム3人組が「ベルを鳴らせって書いてあるわね。」と教えてくれた。

ドアの右側にある小さなボタンを押すと
開錠された音がして、中から髭を生やした渋い男性スタッフが笑顔で出迎えてくれた。

「よかった!」という表情でこちらに微笑んでから、マダム達はきゃっきゃとはしゃぎながら店内に入っていった。

右側のシルバー部分にベルがある。

やはり工場併設なので、カフェよりも品揃えが豊富。

私のお目当ては、IMPERFETTO(インペルフェット)という、いわゆるハネ品のお徳用袋だ。

ジャンドゥイオットが500g入って13€。

他にも、クレミーニやチャルディーニの詰め合わせもあった。

義実家用に購入した化粧箱入りのクレミーニが、
12粒入りで17€という値段を考えると、IMPERFETTOがかなりお得なことがわかると思う。

「自宅用は別に買うし、友達のばらまき用に。」
と思って購入したが、この大きさが小腹が空いた時ちょっとつまむのにちょうど良すぎて、結局私と夫(ほとんど私)で食べてしまった。

工場直営の店舗とはいえ、IMPERFETTO以外は通常価格の高級チョコレートやスプレッドが並んでいる。

手頃な値段で、個別におみやげを買いたい場合は、TAVOLETTE(板チョコ)もおすすめ。

55gで4€。パッケージもおしゃれなのでプレゼントに良き!

トリノのお土産としては、ジャンドゥイオットの方が「らしさ」はあるが、板チョコもいろんな種類があって量も値段も程よく、おみやげにぴったりだと思う。

私はミルクとジャンドゥイヤの2種類を買った。

どんな商品なのかわからない時は、スタッフの方に声をかければ丁寧に説明してくれるので、相談しながら買い物するのも楽しいと思う。

夫用に、友達用に、親類用にといろいろ買って結構な金額になったが、たくさん買い物をするのはとても楽しい。

特に私の場合は自分のためより、プレゼント用の方が思い切って買い物ができる。

この日も清々しい気分で店を後にした。


お好みでカスタマイズ巨大パニーノ【Mollica】

無事、チョコレートが買えたので次はお昼ごはんだ。
生ハムが食べたい気分だったので、パニーノを食べに行った。

どうでもいい小ネタだが、
「パニーノなの?パニーニじゃないの?」
という方のために。

パニーノもパニーニも物は同じだ。

単数系がパニーで、複数形がパニー
いつから日本ではパニーニで定着したのだろう。気になる。

mollica

店に着いたので注文をする。

フォカッチャを4種類の中から選び、具材も自由にカスタマイズできるようになっている。

レギュラーメニューもレジ横に書いてあったので、私はその中から選んだ。

注文を受けてからパンを切って、具材を乗せて、ホットサンドメーカーで温めてから渡してくれる。

店内はおしゃれで清潔だった。
材料にこだわっているようで、生産者の写真が飾ってある。
めちゃめちゃ大きい。

生ハムとスモークチーズ、刻んだレタスやピクルスが入ったパニーノ。

選んだフォカッチャもおいしかったし、中身もちょうど食べたかった味で大満足だった。

かなり大きかったので半分くらい食べて、残りはアパートに持って帰ることにした。


トリノの無印良品とウインドーショッピング

腹ごしらえをした後は、次の週から行くチェコの旅に備えてインナーを見に行くことにした。

某ヒートテックインナーで肌が荒れるようになってから、綿でできた無印良品のあったかインナーに夫婦共々お世話になっている。

少し前に、カステッロ広場の近くで無印を見つけたので行ってみた。

さほど大きくはない店舗だが、
1階が衛生用品・旅行用品・衣料品のフロアで、2階は家具・収納・キッチン用品、文房具などのフロアになっていた。

1階。
2階。


インナーが見つからないので男性スタッフに尋ねると、レディースの在庫はXLが1枚しかないとのことで買うことができなかった。

ステレオタイプのイメージかもしれないが、
色合いやデザインにこだわりのあるイタリアの人々に、日本人好みのベーシックな商品がそれなりにうけているのは嬉しい。

無印の場合、特に旅行用品や文房具は
「確かにこういうの欲しいかも」が溢れているので、好奇心のある人にはフィットするかもしれない。

無印があるこの通りはお買い物エリアなので、
夫に似合うシャツがないか探してみることにした。

6年くらい前にヴェネツィアに行った時、
素敵な小紋柄のシャツをおみやげにしてとても喜んでもらえた。

なんてことないアパレルチェーンのシャツだがすごく似合っていたので、イタリアに来ると必ずメンズの服屋もチェックしている。

いつか一緒にイタリアに行くことができたら、
素敵な仕立て屋さんに行って、お揃いでジャケットのオーダーをしたりするのも楽しそうだな…。
とひそかに考えている。

そんな夢はいつ叶えることができるだろう。
楽しみだ。

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