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ロジカルシンキングのすすめ

ロジカルシンキング (論理的思考) は、あらゆる仕事のすべての場面で拠り所となる基本の思考法です。

いや、仕事だけではなく、論理的思考力を鍛えることにより、間違いなくあなたの日常生活も格段に充実することでしょう。

例えば、私生活では、こんなメリットがあります。

・悩まなくなる
・騙されなくなる
・整理整頓ができる
・困りごとが解決する
・自分への理解が深まる
・ストレスや不安が軽減する

仕事では、例えばこんなメリットがあります。

・仕事のスピードが上がる
・仕事の質が上がる
・学習が容易になる
・成長が加速する
・コミュニケーションが円滑になる
・昇進や昇給が有利になる

どうでしょう、こんな感じでなんだかいいことだらけですね!


実際、ロジカルシンキングは西野ゼミの中でかなり重要な位置を占めていて、
F&Pジャパン週例朝会でのショートコーナーでは、ロジカルシンキングに関連するお題を1つピックアップしてテーマとして取り扱うことも多いです。

それほど、さまざまな角度からロジカルシンキングを身につけて、日常習慣的に鍛えていくことを推奨しているんです。


では、そのロジカルシンキングにはどんな要素が含まれているのでしょう。

フレームワーク
MECE
因数分解
定量分析
ロジックツリー
問題解決プロセス
フェルミ推定・・・


うーん、、なんかよくわかんないしむずかしそう・・・
これだけだと、自分から進んで学びに行こうという気持ちにはなかなかなりづらいですよね。


西野ゼミでは、朝会では10分間、記事版では3分間、という短時間で1つのトピックを扱います。


この分野の体系的な著書や講義は巷に溢れていますので、西野ゼミでは
「カジュアルに」、「本質的なエッセンスを」、「習慣に落とし込む」
ためにはどうしたらいいか、

に主眼を置いてテーマを取り扱うようにしています。
例えば、こんな感じで話題(トピック)にしています。

・夫婦で円満に家事を分担するコツ

・新しい職場で信頼されるために最初にやった方がいいこと

・机の上をきれいにするために、箱は最低何個あればいいか?

・未読メールが今何通あるか? 未読をゼロにする方法

・AI時代における、AIとの付き合い方

・アニメでたまに聞く「死亡フラグ」って、どういう意味?

「え、なんでこれが論理思考と関係あるの?」
と思いましたか?

これらは実際に、今までの西野ゼミの中でロジカルシンキングと結び付けて話題になったものばかりです。

こんな感じで、ロジカルシンキングが日常のどのようなシーンで使われるか、というところにも着目していきましょう。


物事を「考える」とか「理解する」という行動は、
人間の頭の中ではすべて「言葉」を使って処理されています。


このゼミでは実際に今日から使えるものだけをトピックにして、このようなトピックを通してくりかえしテーマとして扱うことで、赤ちゃんが言葉を覚えるのと同じ原理で、自然に思考法を身につけていきたいと思います。


さて、なぜ「盾」なのか。

攻めの思考であるクリエイティブシンキングが新しいアイデアを生み出し、可能性を広げる役割を持つのに対して、

ロジカルシンキングは情報を整理・分析し、目の前の問題やタスクを効率よく処理するための基盤になります。


ロジカルシンキングは、左脳の機能と密接に関わっています。

左脳は、言語、数学的処理、論理的推理、分析的思考などを司っていて、
事実やデータをもとにして物事を処理し、順序立てて組み立てるのに長けています。


つまりロジカルシンキングは、合理的な判断で誤った決断や思考の誤りを防ぐ「盾」であり、理性的で防御的な思考だと言えるでしょう。


あなたも、論理的思考力を習慣的に鍛えることによって、
まるで筋トレのように日増しに「思考の強度」が増していくのを実感するはずです。

大切なのは、まず「クセをつける」ことです。
くりかえしロジカルシンキングに触れて、まるで言葉を覚えるようにあたりまえに、思考法を自分の中に取り込んでいってください。


先述のように、「ロジカルシンキング」を学ぶための体系的な著書は世の中に溢れていますので、
ここでは初めに1つだけ、おすすめの本を紹介します。

照屋華子 岡田恵子著:
「ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル」

論理的思考の全てがまさに体系的網羅的に詰まっていて、
これはもう、発刊から20年以上経った今も色褪せない名著です。
(ロジカルシンキングの本がロジカルに書かれていなかったらおしまいですけどもね・・笑)

ただし、内容的にはしっかり読み物でハードカバーな仕様になっているので、
ちょっととっつきにくいという人は「ロジカルシンキング」というタイトルの本が他にも書店にたくさんありますので、パラパラめくってみて自分の好みに合いそうなものをいくつか手に取ってみるのがいいでしょう。



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