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フードロス問題とF&P

日本における「まだ食べられるのに捨てられている食料」は年間約522万トン(2022年)と言われています。

「フードロス削減」に向けたムードは、世界的な「SDGs」「サステイナブル」の風潮も相まってここ数年で一気に高まりました。

近年の日本でも行政や民間企業で取り組みが加速し、「もったいない」はもはやみんなの共通思想になりつつありますよね。

F&Pジャパンでも、創業時よりこの社会課題に対する取り組みが企業活動の中に盛り込めないかを模索していました。


「スムージーキット」が生まれた背景


F&Pジャパンは、直営店「F&Pスムージーカフェ」を運営するほか、全国の加盟店、オフィス、消費者へのダイレクト配送など、本格スムージーを複数のチャネルに展開しています。

そのコアな技術となっているのが、スムージーに必要な食材がちょうど1杯分になった冷凍パック「F&Pスムージーキット™️」です。

この「スムージーキット」はもともと、「食材のロスをなくす」ために実店舗の現場の知恵から生まれたものです。

僕たちは、スムージー屋さんという当時の日本では珍しい業態を立ち上げ、手探りでオペレーションを作り上げました。

スムージーは、1つの商品に使われる食材の数が多く、生鮮の野菜や果物の取り扱う上でのコントロールが非常に難しかったのです。


当初は、1店舗での運営だったにもかかわらず、こだわりの有機野菜を揃えるために、生産者の方から直接仕入をしていました。

ケールの生産者は静岡県の〇〇さん、りんごの生産者は青森県の、ビーツの生産者、といった具合に。

そして、商品ごとの販売数を予測し、その商品に使われる材料の量を算出し、生産者への発注量を決めるのですが、

生産者の方も、ある程度まとまった量がなければ出荷することができません。


また、食材ごとに保存に適した温度帯も異なります。

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