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新詩集『場末にて』のことなど

もうすぐ、新詩集『場末にて』(七月堂)を刊行します。

以下、ちょっと大げさな紹介文です。

「場末」という言葉には重層的なイメージがあり、その多様性は解釈の一元化をやんわりと拒みます。実際に「場末」と呼ばれる場所に立てば、居心地の良さと悪さと、風景の古さと美しさと風の匂いが絶妙に入り混じって複雑な感情を抱くことでしょう。
 なぜかそんな場末に惹かれ、気がつくと佇んでいる私にとってこの詩集は場末讃歌にほかなりません。この作品集が、全国の場末のひとびとに読まれることを願っています。

刊行を記念して展示と朗読会を開催します。とても素敵なお店ですので、ぜひお立ち寄りください。

●大阪 「 blackbird books 」 「場末にて」展示
 10月11日(水)〜10月29日(日)
 朗読会 10月28日(土)


ほぼ同時期に、奈良「とほん」さんのジンイベントに参加します。「かゆひこ」という小冊子を出品します。内容は、脱力詩とモノクロ写真となっています。
新詩集『場末にて』と『のほほん手帖2024』も手に取っていただけます。

●奈良 「とほん」  ZINE展 
 10月14日(土)~10月29日(日)
 

来月、東京 下北沢の古本市に古本30冊ほどと小冊子「かゆひこ」を出品します。

●東京 下北沢 「三叉灯」 古本市
11月3日(金)~11月19日(日)


よろしくお願いします。


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