見出し画像

This izu お結び 視察の旅 Day.2

おはようございます、TRです。

前回の続きということで、二日目と三日目をまとめよう!と思ったのですが、内容が濃すぎて、Day.2だけ。

Day.3はいつになるかわかりませんが、興味がある方はお付き合いください笑

まずは近くの加畑賀茂神社で朝の参拝を。その地域にある神社にお邪魔すると、地域性が何となく知れる気がします。ここの神社は御供物が丁寧に置かれてました。
昨年度入部したスギちゃん。月の半分を新島で暮らし、内地と島を行ったり来たりの美容師さん。この旅で彼のことも知れて良い機会でした。興味も多いから、質問も多い笑。しかし細かな点の気配りは、共同生活では助かりました。

前夜の懇親会でBETAが交わってきた南伊豆町&新島村の商工会青年部たちは、南伊豆町の中村大軌部長の計らいで、朝からご案内していただけることに。

まず訪れたのは、「チャレンジショップ

南伊豆町商工会が行なっている事業で、地域の賑わいを創出する取り組み。
ここ下賀茂エリアは温泉もあることから、この商店街にもたくさんの温泉旅館やお店があり、賑やかだったそうです。
しかし、、(同じようなことが日本全国あるので割愛)

現在は、「夏に子どもたちが喜んでくれるから」と漁師の青年部副部長の奥様がアイスクリーム店をチャレンジされてました。
実はこのチャレンジショップは2棟が並んでいたのですが、右手のリアル店舗はベトナム料理のOH!PHO。本場の🇻🇳ベトナムの女性がチャレンジ後に開業されたようで、今では地元の方も足繁く通うレストランに成長されたと伺いました。今回は時間が足りなくて行けなかったのが残念。。

今回、南伊豆町を選んだ理由の一つがここでの取り組みを知りたいと思ってました。
商工会は日本全国にある地域の経済団体なので、伺いたい理由を伝えたところ、本当に快く受け入れていただき、また青年部とも繋いでくれるという、完璧な対応に感謝です。
事務局の小泉さん!詳細な資料もありがとうございました^^


さてさて一行は、大軌部長のご案内で、チャレンジショップから徒歩1分の「ローカル✖️ローカル」へ

使われなくなった建物をリノベして、南伊豆での”暮らし”の体験を提案するコンセプトの宿。実は今回予約の取れなかったので、断念した経緯もあったので、寄り道できて良かった◎

大軌部長のすごい点は、ここのマネジャーへ紹介する際に、私たちの職業やエピソードも交えて紹介するという技の持ち主で、一同驚き!

内装は確か京都を拠点に建物の再生をするチームが来られて、行なったようで、あるものを生かして、そこに今のエッセンスを加えるようなイメージ。だからこそ、地域の雰囲気を壊さずに、”馴染む”という表現がぴったりでした。
商店街にある宿なので、どこに南伊豆町を楽しむにはとても良い立地でした。新島と馴染みも深い日本仕事百貨のナカムラケンタくんとも繋がりもあり素敵な空間でした。

商店街を後に、次に向かうは、こちら伊豆下田乗馬クラブ

青年部副部長の吉澤さんが経営する乗馬クラブで、お父さんは下田周辺で獣医さんとして開業しているようで、新島からペットを運ばれることもあるとか。

大軌部長曰く、吉澤さんは馬と会話ができるので、気性の荒い馬をどうにかしたいオーナー(馬主)が、ここで調教してもらうことも多いそうです。優しい雰囲気の方でした。

この日は小雨が降るため、乗馬体験は見送り、馬たちが住む馬小屋(?)に特別に案内してもらいまた。

とにかく近い!ので、慣れないとコワイかも笑
こんにちは、
お邪魔してます。
いい匂いするな。
写真撮ってもいいすか
髪型が同じすぎて、笑った。通称:こーじ。
この後、甘噛みされる信部長。肉ちぎられなく良かったね。汗
馬セラピー効果で完全に癒やされた一同。馬の個性をこんなに近くで感じられるなんて、南伊豆は懐が深い。

ここの施設の課題は、原油高騰の影響などによる、ペレット状の馬の餌(輸入)が値上がりしてしまい、経営を圧迫されていると伺いました。
この地域周辺で餌を作るには、それまた課題も多く簡単ではないとのこと。

地域にとっても、また馬主さんにとっても、必要な施設なので、何とか打開して欲しいと強く感じました。


続いて一行は、大軌部長のお米で作るおにぎりを求めて動き出しました。

寄り道した自宅のやぎ。本当に豊かな環境。

どこへ行くかも分からぬまま、車でひたすら着いていくと、山の麓にある駐車場で下車。

山道を歩き始めると、、、

味わい深い看板は、タイムスリップした感覚。
この山を買って現在も開拓中の大軌さん。彼の話は男のロマンが詰まってる。
このスケール!ここも使われなくなった建物をリノベして再生。右側が宿になっている。

お米作って、山も整備して、宿も作って、まさに地域を作っている!

お米は釜戸でじっくりと。薪の番人はもちろんこの人しかいないよねw
この時間がたまらない。
はい!完璧です!!
鯵の干物と万願寺とうがらし、さらに汁物まで用意してくれて、、突然の訪問なのに優しすぎる。嬉
This Izu お結び ・・・南伊豆町のお米と、新島の塩が結ばれた瞬間!
うまーい
うまっ
カメラ置いたらこの有様。笑
青空レストラン
食後の運動1
2 若さは関係ないらしい
3 足のプルプルが止まらない


4 一番出来そう、でも進めないw
5 童心に戻れるってことが良くわかりましたw

ここ農木労の時間が良すぎて、ついつい長居。
コーヒーとクッキーまでもご馳走になり、大軌さん、本当にありがとうございました。

彼の活動が書かれたnoteを見つけたので、ぜひ読んでみてみてください。

農木労を後に、お次は大軌さんの田んぼへ

正直、伊豆下田周辺で、こんなにも米作りが盛んで、沢山の田んぼがあるなんて、恥ずかしながら知りませんでした。

田んぼ100枚(って言ってたかな)を管理しながら、いくつかの品種を季節に合わせて栽培しているようで、その管理は言葉で言うほど簡単ではない。

早い品種では、お盆前に出荷すると言ってましたが、先日彼のInstagramの投稿では、7月3日、農林1号、出穂。とありました。
順調に出荷できることをお祈りします。

最後に案内してくれた田んぼ。ここは本当に大変な自然農法を行なっていました。
手植えの田んぼで、見るからに愛着の塊です。
みんなで植えた稲だそうです
最後に田んぼ近くにある
三島神社へ。御神木のクスノキが有名で、まさに神が宿り地域一帯が守られることが感じられます。

まるで流れるような彼のご案内は、まるで南伊豆町に移住してきてからの物語。
いろんな地域にこうして根を張り生きていることを知れたのは、とてつも無く価値のある時間でした。

お腹も心も大満足な一行は、夜の買い出しとお風呂に向けて出発。

こんな看板見つけたら寄るよね
営業を開始する「嶋自慢」こーじ。どうやら昔は取引があったようで、新島から来たことを伝え、取引再開をしてくれることになったとか。良かったな!こーじ。
そして大軌さんのお米で作られたお酒が今夜の主役。
道の駅
彼のお米は道の駅で買えました。
道の駅に併設された観光案内所。と言えば、彼も営業。新島村観光案内所のマコトです。
近所のスーパーで買い出し。今夜は森の中の宿で語ります笑
男だらけの宴の準備
右奥のおじさんはサボってますね
地酒で乾杯!コンパニオンは見当たりませんw

と、大充実の二日目を終えて、南伊豆の夜は更けていったとさ。

おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?