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我欲な「新世界秩序」に抗った『日本の愛情主義秩序』

「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)と為(せ)むこと、亦(また)可(よ)からずや。」(日本書紀)
・「八紘」=世界・天下
・「宇」=家
全人類が神を親とした家族であることが理想郷として描かれているようです。これが肇国の精神として日本の戦前の教科書に書かれています。

というのは、権力者のようにピラミッドの頂点に君臨して支配するのではありません。
一番苦労をして、なおかつ 一番えている存在です。
神は宇宙を創られた点から見れば全知全能ですが、
人類の親という点から見れば、絶対的愛のお方です。
親と子供と宇宙の三要素が揃った宇宙を考えますと、
あたかも、親がいて子供がいて家がある一つの家庭に帰結します。
家庭は小さな宇宙であると捉えることができ、
宇宙は神を親として、宇宙を家として、人類を子供とする
一つの大きな家庭と捉えることができます。

個人から家庭までの変化は、未完成から完成ですが、
社会、国家、世界への発展は、完成した家庭の版図の拡大を意味しています。
呼称は変わっても、どこまでも完成体の版図拡大という本質は変わりません。
結局、家庭こそが神の理想を成就した天国の最小単位であり、
国家は家庭の数が拡大された状態を意味しており、
それは大きな家庭とみなすことができます。
我が国は天皇陛下を親とした、一つの家族です。
そして、この広大な宇宙も、
親としての神、子供としての人間、環境としての万物
で構成された大きな家庭と捉えることができます。

明治時代には八紘為宇が八紘一宇という熟語となって広く用いられたようです。
この頃の世界は既に、我欲覇権主義の白人が植民地支配をし、力づくで統一した『新世界秩序』を目指していました。
我が国は彼らの悪魔性に強い警戒心を持っていました。
その凶悪な世界勢力に対抗し、世界を善化する為に行動に出た、その一つが三国同盟です。
我が国は愛情主義理念を軸にした世界秩序を築こうとしました、

以下、三国同盟を結んだ動機について。
アメリカがいの一番に焚書した十冊の本の中の一冊「米国の世界侵略」(1944年)の
第一章第二節「彼(アメリカ)のユダヤ性と日独伊」白鳥敏夫著より引用
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(42頁~)
何よりも先ずユダヤの悪魔性を認識することが大切である。
日独伊三國同盟の前文において、 万邦をして所を得しむることが世界平和の前提条件である事を謳っている。
これは八紘一宇の日本肇国の皇謨(こうばく)に出るものであって、
この前文は一言一句日本側が作成し、独伊はそのままこれを受け入れたものである。
当時賜った詔勅にも、はっきりと万邦をしてその所を得しめ
兆民をしてその緒に安んぜしめる肇國の御精神が仰せだされている。
三國の協力によって作り出されるべき世界の新秩序が、
その根本の精神を日本肇國の神業に汲むことによって明白にされている。  
これに反して敵米英の戦争目的は何であるか。
それは、ユダヤの理念たる金権制覇以外の何ものでもない。
他民族を呪い、ユダヤ民族のみをいわゆる神選民族として神が特別の恩寵を垂れ、
その非ユダヤ民族制圧の野望に対して加護を与えるという
ユダヤの極めて利己、下賎なる理想こそは、
今日、米英戦争業者の戦争目的と完全に一致している
ところである。
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画像は天皇陛下の三国同盟ニ関スル詔書・1940年(昭和十五年)9月27日

●世紀の契固く日独伊三国同盟成る 1940年9月27日
https://www.youtube.com/watch?v=UPa_bnm-JD8 (1:16-)
------ ------ 以下、文字おこし ------ ------
《松岡外相》(三国同盟締結後の晩餐会に於ける言葉)
「今回のこの条約は世界平和を招来する第一着工として締結せられたのであります。
旧秩序(白人の我欲による力の支配=新世界秩序
の墨守は真の平和を樹立する道では断じてありません。
万邦、各々その所を得、万民、各々その途に安んじてこそ、
国際社会は初めて安定するのであります。
今回の条約は、この大眼目のもとに、
まず日独伊三国が大東亜およびヨーロッパにおける新秩序の建設に協力し、
さらに進んでは、この三国と志を同じうする国と提携し、
もって全世界の国家と人民に永久の平和を協約せしむるために締結されたのであります。」
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明らかに、白人の力の支配による新世界秩序とは正反対の秩序、即ち
愛情主義に基づいた一つの家族を目指すと宣言しています。
国際舞台で白人の圧力に常にさらされながらも
戦前の日本人は常にこの日本精神を武器に闘い貫いてきました。

この姿勢はリットン調査団の圧力に対しても一貫していました。

「青年よ起て!: 世界変局と大和民族の使命」 松岡洋右 著(1933年)」より
(103頁)
兎も角、国際的に信義を失ってはならぬ。
殊に大和民族の生命は信義である。
国際信義は何よりも重大である。
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自ら省みて正しいと信ずる事は堂々とやる。
自ら反りみて縮(なお)くんば千万人といえども吾れ往かん。
何処の国が何といおうとも躊躇すべきではない。
(略)自ら省みて正しいか正しくないかをよく判断するがよい。
正しい以上は欧米を挙げて反対しても断固としてやるがよろしい。(略)

(105頁)
第一は正直でなくてはならぬという事です。
皆さんは先生から教えを受けて知っていましょうが、国としても正直で正しくなくてはいけませぬ。
何をするにも内に省みて正、不正を考えて見てしかして為さなければなりませぬ。
今為しつつある事は正しいか、正しくないかを考えなければなりませぬ。
人を欺(だま)す事は出来るが 天をだますことは出来ませぬ。
たとえ過(あやま)った行いをしていても、悪いと氣がついたら、途中でもよい、直ぐ改めたらよい。「過って改むるに憚る事なかれ」と申す孔子様の三千年前のお言葉は、今の世の中でも真理であります。
これが即ち人間が向上発展する道であります。
過って改めぬものは堕落する。國も同様で、國が個人個人の集まりである以上、國のなす事もまた同じであります。
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「正を履(ふ)んで怖れず」
「自ら省みて縮(なお)くんば千万人といえど我往かん」
----- ----- ----- 引用おわり -----



日本精神で、出アメリカしましょう!



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