⚫︎前回の記事

⚫︎CUM研の幽霊部長

女らしいけど、正体って割れてるんですかね。

⚫︎CUM研の金庫番

金にうるさい香月さん。会社の経理任せとけば安心できそう。結婚したら小遣い制で絞られそう。何事も一長一短です。メリットしかない特性はないんだよなぁ。

⚫︎仲間思いのひと

香月さんの思想。やたらと細かく気配りするのも、こういう発想が根底にあるからでしょう。これな〜、確か過去に属してたグループがバラバラになったとかいうトラウマがあったはずなんですよね。理由はなんだったかな。告白されて振ったからとか、有耶無耶にして気まずくなったとか、そんな理由だった気がする。何につけても手伝うだの私に任せろだのと、自己犠牲を働くのは、過去の体験ゆえの行動です。主人公のための自己犠牲はメモリーズオフの基本軸ですが、博愛の自己犠牲は珍しい。何かと珍しいヒロイン。

⚫︎CUM研のおかん

家計にうるさかったり、映画が忙しかろうが授業には出ろと言ってきたり、やってることはおかんです。こんなサークルやってたら、映画にのめり込んで授業サボりまくって中退して、なんていうルートが平気で起きそうですが、香月がいれば絶対に起きなさそう。起きないことが映画人として正しいかは知らない。映画監督は中退マン多そうなイメージ。香月がいるからみんな強制的にバランスを取らされるとも言える。

⚫︎ようやく映画撮影

映画撮影のシーンも、なーんか緩いですね。親友の遺作を撮る雰囲気ではない。映画映画と言いながら、肝心の映画のシーンが適当なんだよなぁ。あすかルートはもっと酷かったけど、こっちはこっちであっさり風味というか。廃ビルで撮影してるけど、これ許可とったんか。そういう描写なかったから無許可撮影なのか。香月がその辺を無視するとも思えないので、許可がとったのか。

映画撮影の合間に、木瀬師匠と麻尋に河合君が好きなんとちゃうの〜と茶化されてブチ切れる香月さん。こいついっつもキレてんな。普段の貯金があるから許されてるんだろうけど。

⚫︎なんか違うな

春人が撮影したテープを見てそんなことを考えます。一番めんどくさいタイプのダメ出しをセルフで実施する男。さらに、いや〜雄介だったらすぐにわかるんだろうだけどな〜などと言い出します。そして帰り際の香月のセリフ。

故人と自分を比べてしまう人間に対して、これ以上ないセリフを、これ以上ないタイミングで投げかけてくる女。やっぱり香月さんなんだよなぁ。恋愛ネタでからかうとすぐにブチ切れる以外欠点がない。割と沸点は低そう。雅師匠と争うくらいには低い。味覚がおかしいのも欠点か。

⚫︎自転車で送るシーン

定番の自転車送迎のシーン。二人で乗るなと。出てくる主人公全員やっとるんじゃないですか。音緒さん、那由多、師匠、香月。言うほど全員じゃなかったです。それにしても４回もやれば十分じゃないか。これ以降はなかったというか、チャリに乗ってる主人公がいなかった気がする。

チャリの運転に逐一文句をつけてくる香月。自動車学校の教官に向いてそう。いや、向いてないのか。どっちなんだ。こんな状況でも全然いいふいんき（なぜか変換できない）にならない二人です。音緒さん、那由多、師匠はチャリで送ったから惚れたと言っても過言ではないのに。那由多は最初からか。

⚫︎急にアホになる香月先生

修司とあすかをくっ付ければ全てうまくいくはず！　などという謎理論を掲げ、それを実行しようとする香月です。え？　急にアホになってないですかね。そんな運任せの適当なことするキャラなのか？　しかも香月はお互いに対して宛先を偽装してあすかと修司を呼び出しています。忙しすぎて思考力が低下したとしか思えない。なぜこの流れで告白すると思ったのか。案の定、修司はブチ切れます。日名兄妹といい、香月といい、春人といい、こいつら修司さんをなんだと思ってるんだ。ほんま。結局状況はめちゃくちゃになって修司は春人を殴り飛ばして逃亡します。多分殴り飛ばしたからあすかの印象も悪くなったな。泣きっ面に蜂。

でもさぁ。修司先輩も悪いんですよ。あすかちゃんはハルが好きだから〜とか言っていつまでもウダウダやってるから良くないんだな。春人をなんかすげーものだと勘違いしてないか。こんなもんただの短気な映画オタクですよ。なんなら修司の方が一緒に働きたいよ。

香月はやっちまったよーいと泣き出しますが、なぜこんな適当作戦でなぜうまくいくと思ったのか。小一時間問い詰めたい。結構追い詰めたくなる性格をしている。