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#39 仕事とプライベートを分けない暮らし方

54歳でそれまで勤めていた会社を辞めてフリーランスに。

色々分かったことがありました。

今日は、「仕事とプライベートは分けない」です。

最近は、「働き方改革」「ワークライフバランス」などが叫ばれ、仕事の時間を適正化しプライベートの時間とのバランスを取ろうと言う社会になっています。

新卒の面接でも大学生からこのことを聞かれることも多いとか。

確かに精神的に病む方も多く、昭和のモーレツ社会の反動でしょうか。

でも、OECDの調査では、日本の労働時間は世界22位と、この30年で相当短くなりました。

一方で、日本の生産性の低さは昔から指摘されています。

バランスを取ることも必要ですが、病む人が多いのを見ると、労働時間以外にも原因はありそうですね。

欧米でも「繋がらない権利」と休日にメールを送ってはいけないとか、そんな動きもあります。

私は会社員時代から仕事とプライベートをあえて分けない生活をしてきました。

休日もメールを読んでたし、自費で商業施設を見に海外へも毎年出掛けていた。

休み明け出社した時、未読のメールで真っ赤になる画面を朝見るより、予め見ておけば、すぐ対応しなければならないものを選別しておくことも出来るし、休みの間に返信だけしておけば済むこともあるし、特に対応の不要なccメールもたくさんあるし。

それをしておくだけで、気持ちも楽になる。

会社から支給された携帯も机の中にしまったままで、プライベートの携帯番号を名刺に書いていました。

理由は、2つ持つのがめんどくさかったからですが、もう一つの理由は異動で電話番号が変わるのも不便。

相手に迷惑がかかるより変わらないプライベートの番号に統一しておく方が自分も楽。

でも、これは人それぞれの考え方ですね。

私が特別なのかも知れません。

仕事の特性上、業界の方達と飲みに行くことは多いですし、パーティを開催したり、時にはBBQに行ったり、いちご狩りに行ったり、旅行にも行ったり。

これが仕事かと言えば仕事だし、そうでないと言えばそうでないし。

いい人に囲まれているせいですね。

皆と飲みに行くのは楽しいし、休みの日に皆でいちご狩りに行くのも楽しい。

「休みの日まで会社の人とはあり得ない」

なんてコメントもあると思いますが、私の場合は、同じ会社の人より同業の方が多いことも影響してるかもしれないです。

とにかく、「プライベートと仕事を分ける」ことが目的化して、それを実行しようとすればするほど、むしろ私にはストレスに感じる。

そこに無理に線を引こうとする考え方の方が負担に思える。

変わってますか?

フリーランスになった今もこのスタンスは変わらず、仕事もプライベートも同じテーブルの上にある。

プライベートで旅行も行くし、普通に生活もする。

でも、旅行先で締め切り原稿の執筆もすれば、見たことをコラムにアップしたり。

仕事とプライベートに全く境目も線も無い。

朝仕事して午後から出掛けたり、昼は出かけて夕方から仕事したり、フリーランスならでは出来ることと言えばそうだけど、それが全く苦にならない。

じゃあ、これが健康にいいのか、と言うとちょっと疑問符はつきます。

いつも仕事モード、臨戦体制では、本当の休みにはなりませんね。

でも、たぶん、この生活や考え方は変わらないと思うので、「仕事とプライベート」をあえて分けようとはせず、自然体で暮らしていこうと思います。

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