男のプライドは重要である。

まあ、フェミさんとかは上から目線で「男どもは特権階級から降りなさい。奴隷として死ぬまでこき使ってあげるよ」という欲望でもう牙から涎が滴り落ちているのを隠せない状況ではないか。

この男性が結婚してもうまくいかなかっただろうことはもう家庭に男の居場所を作ること自体が女性差別になる時代だからである。この男性学の先生も生きてゆくためには男性を奴隷として売ってゆかねばならないのかもしれない。

わかっていると思うが、男性の性役割である家族を養う賃労働は取り除かれたわけではない。むしろ強化されているわけで、フェミさん達は「男なら家族を養う賃労働は当然のこととしてやるべき。」と言っていることには留意すべきである。その上で、男は怠けすぎ、家族へのケア労働も家事育児のアンペイドワークも全部やれって言ってるだけのことである。

朝日新聞にしてみれば男がいくら過労死しようと自殺しようと「自殺が増えた!女性の問題として取り上げよう!」と言えばいいし、過労死だ!電通の若い女子社員が死んだ話を忘れるな!男などが死のうとも無価値だと嘲笑っていればいいわけである。というか男については嘲笑うまでもないのである。無視しておけばいいのである。実際、若者の自殺が増えたという記事では、男子高校生が進路の問題などで自殺が増えたという分析は明らかなのに、事例としては女子学生の自殺について取り上げるなんてことは珍しくないのである。

かつては平安貴族達は茶坊主など人間のうちに入らないという認識だったらしく、茶坊主がいるところで堂々と着物を脱いだりセックスしたりしていたわけである。まあ、全部筒抜けになるのだが彼らにしてみればなぜ情報が漏れるのか分からなかったということだろうか。現代の男もこの茶坊主と同じ立場にしてしまえばいいじゃないかというのがフェミさんとか朝日新聞の野望なのかもしれない。

多分、男が「我々も人間だぞ」というと朝日新聞もフェミさんもひどく驚くのである。つい先日も、離婚後共同親権の話題で離婚後、単独親権になっている現状では親権を持たない元父親は子供と自由に会うこともできずにいて、子供が父親に会いたいと言っても親権者の母親がそれを禁止するのは人権侵害だよね、っていうと、「男にも人権があります。だから女性の人権侵害についてその改善に協力すべきです」としか言わないのよね。つまり男が人権侵害にあってもそのことを認識したくない。

男は男尊女卑だから特権階級なので人権侵害されることはないという神話を崩したくないということであるのだと思う。だからこそ、たとえば女性がホームレスになることは防ごうとは言えるけれども、すでに男性のホームレスが多数存在している現状については一切見ようともしないなんてことが起こるのである。

こういう偏った評価がマスコミからなされるのが今の日本社会である。多くの男達が結婚しても「一方的に男が悪い!」と認定されるという心配をするのは当然のことである。いや、まあ結婚して離婚するのは三分の一だから残りはまだまだまともな女性も多いんだけれどね。けれども驚くような都合のいい主張をするフェミさんはまあネットでも珍しくないわけである。

男達も恋愛結婚とか浮かれたことを言っている場合ではなくてきちんと相手のスペックを確かめて家庭、家族という共同体をきちんと運営できる女性、少なくとも訳のわからんことを要求しない女性を選ぶ努力をする時代なのだと思う。女性もフェミニズム、ジェンダーという主張でアロマンスだからそもそも結婚したくないのという人は他人の結婚にケチをつけずに黙って労働戦士として少なくとも定年まで働き続けるべきだし、きちんと昇進を目指すべきだと思うのである。

いや、恋愛結婚したいとかいうのは自由だと思うよ。そういうことが好きな男性と恋愛を自由に楽しむ権利はある。ホストとかなら何十万か何百万かを払えば夢を見せてくれるんじゃないかと思う。

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