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ペア(西洋梨)→安全靴→ツナ缶詰

ものの絵しりとりも順調に繋がっています。絵しりとりをしている理由はただただ絵が上手くなりたいから。しりとりにしたり、単なる月極のテーマにしたり、アルファベットの順にしたりと色々飽きないようにしながら続けてもうどれくらいになるのかな。

コツコツと描いているといいことがある。その絵を使った副産物が作れること。
絵を題材にした冊子やしおりも作れるし、冊子のテーマが決まっていたら、コツコツ描かなくてはいけない使命感も生まれてくる。

去年からボツボツ手製本の冊子、といってもホッチキスでもできるような中綴じなのだけど、見返しとか、チリをつけたりとか、袖にあらすじをかき入れたりして自分の「これくらいやりたい」を探しながら作っている。
正確には「製本しています」というほど難易度の高いことはしていないけど、これを複数、30部50部と作るとなるとこれ以上複雑なものは私の忍耐力が耐えられない。

ホッチキスは分別の時に外さないといけないのが嫌なのと、小さいころの針は、コーティングが悪かったのか錆びてくる印象があって、使いたくない。

紙もちょっとざらっとして、鉛筆に馴染みの良さげな質感のものがいいし、イラストの性質も考えると、表紙もツルツルよりふわっとし質感が感じられるものが好きだ。

個人で利用できる大手の印刷会社で、全てをお任せすると選べるところでもどうしても好きなセレクトができなくて、色々組み合わせて自分で組んで綴ったら、自分にできるくらいの負担で、今思っている理想の冊子が形になってきたのかな。


25日日曜日には文学フリマ広島に出店してきた。大事に作った冊子5種類とコーヒーとカードケースと絵葉書を持って。
数人の人が私のセールストークを聞いてくれて、共感をしてくれた。さらにお買い求めいただけた人もその中に数人いて、頑張って作ったものが認められる嬉しさにじんわりと酔っている。

ブースに興味を持っていただいた皆様、本当にありがとうございます。
稚拙な文章なので気持ちがキュウゥともなりますが、もしも楽しんで、少しでも良い気分になっていただけたのならとても嬉しいです。今の所引き続き頑張っていこうと思います。

まだ納得できていない部分もあるので、どういう方向性になるかわからないけど、いつかこれが思っていた私の本とはっきり思える日が来るといいな。

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