日々図案室(にちにちずあんしつ)

関西圏の主婦でデザイナーです。イラストも描いています。 描いたり・作ったり・書いたりが…

日々図案室(にちにちずあんしつ)

関西圏の主婦でデザイナーです。イラストも描いています。 描いたり・作ったり・書いたりが好きなので、noteを通して活動報告していきます。 2023年より Park Side Books というレーベルで小冊子を作っています。

最近の記事

しりとりのその後 

りんご こだまスイカ かき キウイ いちご ゴールデンピーチ チェリモヤ ヤマモモ もも 茂木びわ ワンダフル ルビーグレープフルーツ 筑波栗 リリコイ  果物だけでしりとりをつなぐのは難しい。 リなんか、りんごしかないじゃないかと思って苦しんでいたら、ハワイアンフルーツが見つかってホッとしている。 小さくても発見があると心が充実する。 つまらないことでも続けられることは楽しい。 今日は展示を二つ観に行った。 一つは 大阪のギャラリープチぽわで安井寿満子さんの銅版画の展示

    • ツナの缶詰→りんご 旅の始まり

      3月に入り、絵しりとりは「果物」をお題に続いている。 どうしても浮かばないときはネットの検索だけでなく、辞書を調べたり、一日中ぶつぶつモチーフを探して呟いて過ごしている。縛りがあると苦しくなるけど、ここがうまく繋がるとすごく気持ちがいい。 そしてそういうことは結構何にでもあると思う。 来週からは、新しいzineの印刷に取り掛かる。今週、印刷会社さんと打ち合わせをして、どの工程をお願いしてどんなふうに作っていくかを決めた。 販売の金額設定から逆算して、制作にかけられる費用は

      • 岐阜駅本の市 参加日誌

        3/2と3に行われた岐阜駅本の市。 私は前日の2日に前入りして、現地視察と観光に時間を取った。 岐阜には初めてきたので、JR岐阜駅に着いて驚く。ステンドグラスの鵜飼と黄金の信長像。結構なインパクトだな、こんなに街を上げて鵜飼を推していたんだと、地元の熱意と他地域から来た私との温度差を感じる。 黄金の信長像に至ってはLINEで家族に写真を送った後にやってきた「岐阜って信長だったけ?」と長女の返信をみて、そんなに印象ないんだよなと同意をしてしまった。岐阜の皆さんには申し訳ない

        • ペア(西洋梨)→安全靴→ツナ缶詰

          ものの絵しりとりも順調に繋がっています。絵しりとりをしている理由はただただ絵が上手くなりたいから。しりとりにしたり、単なる月極のテーマにしたり、アルファベットの順にしたりと色々飽きないようにしながら続けてもうどれくらいになるのかな。 コツコツと描いているといいことがある。その絵を使った副産物が作れること。 絵を題材にした冊子やしおりも作れるし、冊子のテーマが決まっていたら、コツコツ描かなくてはいけない使命感も生まれてくる。 去年からボツボツ手製本の冊子、といってもホッチキ

        マガジン

        • ニチニチエッセイ
          9本
        • QQとガーちゃんの一コマまんが
          2本
        • おやつばなし
          1本

        記事

          ルーペ→ペア

          ペア(洋梨)がとても好きだ。 梨全般好きで、二十世紀よりも豊水が好きで、その上が洋梨が好きだ。 とろりととろける食感とか、不思議なスモーキーグリーンの色とか、自分の体型に似ているフォルムとか何かと好印象の果物だ。 小さい頃はなかった果物で、大人になってから食べた。 よく熟れた洋梨に生ハムをつけて食べてみたらびっくりするほど美味しかった。 メロンと生ハムと同じ原理で、小さい頃の私だったら絶対選ばない組み合わせだ。 ハムにメロンだって。この時のハムのイメージは普通の丸いハムで

          しりとりの始まりはル→ルーペ

          三年前、格好をつけて、写真用のルーペを買った。 虫眼鏡の形ではなく、片手で持って、直接目の近くへあてがう形のルーペで、倍率が上手に合うと印刷物のCMYKのドットが綺麗に見える。 拡大して見える世界は面白い。たくさんの色のてんてんで一つの印刷物ができていると思うと、日常の小さな出来事が、目の前の点々のように思えてくる。飛び跳ねたくなるような特別な出来事や、不機嫌になったこともあったあったと思い出す。 遠くからみると全体に焦点が合い全体像しか見えない ルーペで覗いた後、色々

          しりとりの始まりはル→ルーペ

          しりとりでつなぐ2024年

          noteがすっかりご無沙汰になり、何か書いて動かさなくてはと焦っている。 絵も文章も取り組まないことには上手くならない。 下手くそでもこなれていけばなんとなく見られるようになるんだ。 ひと月の間、何ができるかなと悶々として、インスタグラムの絵しりとりをあげようと思った。 ちょっとしたエッセイっぽい文章も書けるようになりたい。なりたいなら何かしら足掻いて発表したほうがいい。 ということで、インスタで挙げているものにちょっとおまけをつけてできるだけ上げていこうと思います。

          しりとりでつなぐ2024年

          カワウソのQQ その2 臆病なQQさんは、チャレンジする前に逃げることを考えます。

          カワウソのQQ その2 臆病なQQさんは、チャレンジする前に逃げることを考えます。

          いややぁ お正月終わらんとって。 もっとダラダラしてたいぃ  (娘の依頼で、一コママンガを描きました。)

          いややぁ お正月終わらんとって。 もっとダラダラしてたいぃ  (娘の依頼で、一コママンガを描きました。)

          12月31日 noteありがとう 仕事納め

          昨日、仕事を納めの案内をSNSに出していたけどnoteに書くのが抜けていた。ここもきちんと納めないと。 SNSは一通りやっていているけど、その中でも特に、今年noteで新しく知ったクリエイターの方々がいていろんな感性と楽しみ方を知ることができてよかったよかった。楽しい一年でした。 来年は、いろんなところにいって、自分で作った本をいろんな人に見てもらえますように。noteで知ったクリエイターさんに直接会えますように。ただただ楽しい気持ちを大切に、応援してくれる人の言葉をお守

          12月31日 noteありがとう 仕事納め

          12月12日 工具箱の中に

          昨日使っていたコーヒーミルの歯の部分が壊れた。 何かが噛んでしまっているようで、全く動かない。私は仕方なく、結婚した時に持ってきた工具箱を開けた。 私の持ってきた工具箱には、謎の道具類が入っている。錐とか、カンナとか大きな金槌とか、今時のDIYでは使わないような日曜大工の道具類。実際に使ったことはほぼない。 その中に多分何か大きくて、力のかかるものを挟んで回す三十センチほどの長さの工具が2本も入っていた。強盗が来た時に倒せる威力がある立派な代物だ。 見つけて思わず独り言を言

          ひとりごと 張り切って、2日連続で投稿してみた。 昨日このつぶやき機能がXと同じ字数しか入力できないと初めて知った。 今、この機能の活用の仕方を思い悩んでいる。アイディアでてこーい

          ひとりごと 張り切って、2日連続で投稿してみた。 昨日このつぶやき機能がXと同じ字数しか入力できないと初めて知った。 今、この機能の活用の仕方を思い悩んでいる。アイディアでてこーい

          12月10日 フィナンシェ

          昨日の朝、フィナンシェを焼いた。 フィナンシェはマドレーヌの親戚のようなおやつだけど、作り方が少し違う。 もう少しだけ手間がかかる。 粉にはほんの少しだけ、強力粉が入る。 バターはわざわざ焦して入れるので、焦しバターを少し冷やす水の入った桶を用意しなくてはいけないし、生地に合わせる時にはストレーナーで越さないとそばかすのような茶色の破片が入ってしまう。 ちょっとだけ気遣いが必要なおやつがフィナンシェ。 バターを焦がす時に感じるスリルとか、細かなグラム数のこだわりなど、ど

          12月9日 マフラーの身につけ方

          今日は少し暖かかったけど帰宅が夕方になるので、首元が心配になり、マフラーを持って出かけた。 身につけ方は今までは二択だった。 ぐるりと首に巻きつけ結ぶか、長さを半分にして折り返したところにマフラーの端を入れるか、のどちらか。 でも今回は、父親がしていたように長さの中心を首に後ろにかけて、結ばずコートの襟に沿わせるように身につけてみた。 たったこれだけだけど、ものすごく大人になった気がした。

          12月9日 マフラーの身につけ方

          noteをもっと活用しようと思い立つ。 ほぼ、毎日インスタで上げているものと同じだけど、いつかエッセイ集にしようと目論んでいる。

          noteをもっと活用しようと思い立つ。 ほぼ、毎日インスタで上げているものと同じだけど、いつかエッセイ集にしようと目論んでいる。

          りんごとテレビ

          10月はnoteを更新できずにいた。 知らないうちに忙しくなっていて、今もなんとなくそれが続いている。 大きな事件としてはテレビに出たこと。 しかも偶然ではなく私を取材したいとのこと。これは人生の中本当に稀な出来事だった。 でも結局は私の母の力が大きいとちょっと思い始めている。 私の母は、食べ物への探究心が尋常ではない人で、特にお菓子やパンへの情熱はすざまじいものだった。どんな食べ物でも作らないといけないと思っているのかもしれない、私は小さい頃少しくらい買ったものを食べた