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関西大学文学部から神戸大学大学院へ行った話(10年前)1

こんにちは。私は2011年に関西大学文学部を卒業し、2013年に神戸大学国際文化学研究科(国際関係・比較政治論コース)を修了しました。

当時も私大文系から国立大学の大学院に行く例は珍しく、現在みたいにSNSやnoteが充実していなかったので、情報収集に苦労したものです。私のお話は10年前なので、どこまで参考になるかわかりませんが、雑談風に軽くお話します。

私は関西大学文学部の歴史学専修(西洋史)に属していました。主にユーゴスラビア、特にクロアチア紛争に興味を持っていました。要は現代史です。

専門的な話は省きますが、現代史を勉強していると、どうしても政治学、特に国際政治に興味を持ちました。3回生になると法学部が開講していた「国際関係論」を受講。試験勉強は苦労しましたが、社会科学という違った視点がめちゃくちゃおもしろかったです。

「大学院に行きたい!」という気持ちはありましたが、本音は「歴史学と政治学」両方の学士を4年間で取得したかったのです。しかし、それは制度上、無理でした。

また、自分としては卒論は納得いくものではなく、政治学のエッセンスも入れながら「もっと深めたい」という気持ちもありました。

そんなこんなで大学院への進学を決めたのです。ただし親からは「下宿禁止」という条件が付きました。これは費用面の問題です。

大学院を選ぶにあたり
・自宅から通える
・国際政治が学べる
・学際的であること

上記3点が条件でした。この中でこだわったのが「学際的であること」。やっぱり「大学院でも歴史学的なこともしたい」という気持ちがありました。今、考えれば、ずいぶんと贅沢なリクエストですね。

この3つの条件を満たすのが神戸大学大学院国際文化学研究科でした。まあ、学歴ロンダを全く考えなかったのかと言われると嘘ですが、あんまり考えませんでした。

そういうことで、神戸大学大学院を目指すことになったのです。

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