toto

日々の記録。

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最近の記事

潮汐と温度

照らす日差し 影はまだ短く揺れる 波打ち際 返す波 なにかを失くした ぼんやりとした日常 短く暮れる 波打ち際 寄せる波 気づかず過ごした あれから何年経った またあの匂いだ 思い出す度 願うこと 遡ってゆこう 君の体温を超えた日へ 陽炎も茹だる 陽光が照らす 乱反射した水面の裏 さあ 可能性の向こう 君の体温を超えた日へ 陽炎のような思い出すら 水面の裏に隠したままで暮らす 針のない時計の影 長く揺れる 落ち切った砂 返す度 戻らないと知った 止まる音 海鳴りが

    • 懐古

      唯一追っているバンドがある。 People In The Boxというバンドだ。 先日大阪に15周年のツアーで来たので2,3年ぶりにライブ参戦した。 めちゃくちゃよかった。 普通に泣いた。 僕が中高生の頃、知らない音楽との出会いのほとんどがTSUTAYAだった。 ピープルとの出会いもTSUTAYAだった。 いまでこそサブスクで好きな時に好きな音楽を聴けて、流行りの音楽も指先一つですぐに聴ける時代で、いい時代だなあと思うと同時に、あの頃の不自由さがあったこそ、自分の人生に

      • 真珠の耳飾りか、青いターバンか

        夏、お盆の時期の記憶といえばコロナに罹患して10日ほど寝込んでいたくらいか。 それから20日ほどして、徳島の大塚国際美術館へ行く機会があった。 館内は広くまわり切れなかったが、世界中のいわゆる名作と言われる作品の複製が並べられている。 あの作品のことをずっと「真珠の耳飾りの少女」だと思っていたが、「青いターバンの少女」ともいうらしい。 どちらでもいいけれど、タイトルが違うだけで受ける印象は大きく変わる。 音楽も同じだろうかと思った。 音楽以外もだけど、なにかを作る人

        • 青い鳥、実は白かった

          Twitterのアイコンを説明する機会があったとすれば「青い鳥」と説明していたであろうが、よく見ると鳥は白かった。 背景が青なんだな。 大学時代、あまり親しくなかった先輩のアカウントがTLに流れてくる。 呟きを見たことがないと言っていいほどの方だったが、いまアカウントを見てみると、名前の後ろに@〜営業 と書かれており、アイコンはまるでバチェラーのような服装に身を包んだ自身の姿、プロフィール欄はいままでの経歴職歴、ツイートはいわゆる"ビジネス"がなんたるかを呟くアカウントへと

        潮汐と温度

          自転車を漕ぐ

          学生の頃は大学から離れたところに住んでいて、どこに行くにも交通手段は自転車だった。 社会人になると主たる交通手段はもっぱら電車となり、10分以上自転車に乗ることもなくなった。 昨日、友人の自宅の近所にある銭湯に行くために自転車に乗った。 彼は職場に自転車で毎日1時間近くかけて通っている。 彼の仕事終わりに自転車でその銭湯へと向かった。 そこの銭湯は僕も何回か行ったことがあり、サウナに入るのに追加料金が要らず、水風呂がキンキンで気に入っていた。 入るのは数ヶ月ぶりだった。

          自転車を漕ぐ

          hajimemashite

          ミムラです。 日記をつける代わりにnoteを始めることにしました。 文章を書くという作業を普段しないため、それを鍛えるためにものんびりやろうかなと。 基本は日記だけど、漫画やゲームは相変わらず好きなのでそっちの話もするかも。 したらば。

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