今週は新刊ラノベが出たので横道にそれてしまいました。森博嗣の年末恒例エッセイ本はちょっとずつ読み進める予定。

りゅうおうのおしごと！17

おなじみ将棋ラノベの新刊。相変わらずの引き込まれる文章で発売日に一気に読まされてしまった。メインの物語も佳境に入ってきた感がある。というかここからまたしばらく続きを待たなければいけないのがもどかしい。
将棋、人間模様に興味がある人におすすめ。

りゅうおうのおしごと！16.5

同日電書版のみで発売の将棋ラノベサイドストーリー。過去に特典などで発表されていたショートストーリー群を集めて加筆修正したものらしい。時系列的には本編が始まる直前ぐらいな感じかな。上手いことショートストーリーを構成して一つの大きな流れになっている。
本編読んでいる人は必読の書。

RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる

優しくない世界での成長や、イノベーションを起こしやすくするためには「知識の幅」が重要という事を、豊富な実例を元に説いてある本。一点突破専門型は優しい世界では著しい成長を見込めるが、残念ながら多くの世界は今のところ優しくはない。専門特化しすぎると視野が狭くなりすぎて発想も固着化しがちでイノベーション的発想は生まれづらくなる。これは自分の体感としても同意できるところが多い。
実例が豊富なのは良いが、豊富すぎて肝心の各章ごとの主張がぼやけがちに感じられた点が惜しい。
成長やイノベーション、頭を柔らかくしたい人におすすめ。

読んでいる本

・プロジェクト・ヘイルメアリー
・コンセプチュアル思考
・新規事業を成功させるPMF
・コード・ブレーカー
・バカと無知
・ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊にする8つの哲学」
・積み木シンドローム