図書館の廃棄本を眺めながら

住む街の図書館(分館を含めて4ヶ所ある。)は、年に数回廃棄本を市民に配布している。(無料) 期間を設けて補充しながら2週間から1ヶ月程度カウンター横の台や箱に入れられ、数百冊の雜誌や単行本、文庫本。ジャンルも実用書から文集、小説、エッセイと多様である。

で、自分もそこから数冊から十数冊持ち帰る。小説の単行本はベストセラーも多い。持ち帰られず残る本は、実用本でも時間の経過で情報が古くなった本、小説のベストセラーも結構最後まで残る。

で、将来というか、古本屋計画なるものを個人的に進めているんだが(笑。古本屋という目線から見ると、廃棄本でこれだけ残っているのを見ると確かに古本屋なんていう業種は、本屋と同等に右肩下がりであると思う。

古本屋計画で、この数年古本を集めているが、自分の収集方面は、スタイル雜誌(ブルータスとかのマガジンハウス系)建築本関係、料理関係、ライフスタイル雑誌、木工や織物など技術本で、ほぼ単行本や文庫本は集めてない。

そして、古本や古雑誌を売るのでなく、できれば古本屋という形態のライフ技術関連の講座や集会で生きる力や技を売っていきたい。と思っている。(例えば、ロケットストーブ制作講座や小さな土地での自給自足的な野菜の供給技術講座、アウトドア的な旅講座、自転車のメンテナンス講座等々)

セレクトショップ的な各講座や集会向けの道具や製品を並行して売る。ということも兼ねたい。(主に古道具やリサイクル品(厳選&メンテナンスも同時に教える。修理もしたい。)

これからの古本屋や本屋は、本や雑誌だけを売るのでなく、顧客のやりたい分野や知りたい分野の知識や経験や技術をつけて売るということをしないとだめかなぁ。とも思っている。

大量に余っている恋愛小説やベストセラー本を眺めながら、そんなことをつらつら考えいる。

で、自分が持ち帰った廃棄本の写真を載せておこう。

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