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おだやかでやさしい心を持った人だから
おだやかでやさしい絵を描くことができるのだと
改めて感じました。


 

大阪市立美術館で展覧された、メトロポリタン美術館展を観に行きました。
NYにあるメトロポリタン美術館から、選りすぐりの西洋絵画の65点が日本で見られるということで、HPで知った途端、すぐに申し込みました。
初日ということもあって、名画をひと目観に!とたくさんのお客さんで賑わっていました。美術に対する教養は恥ずかしながらあまり無いのですが、どの絵も見目麗しく、華やかで、確かな技術と芸術性の高さに圧倒されました。私といえば、有名なフェルメール、ルノワール、モネの作品を観たくて行ったのですが、心に響いたのは、アルフレッド・シスレーの絵でした。

「ヴィルヌーヴ・ラ・ガレンヌの橋」

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穏やかで優しく、明るい色合い。
あまり自己主張を感じない、ただただ平穏な空気が流れるような風景画。
空は晴れて、太陽の光が差し込み、川の水面は光によって輝き、揺れ、風景の中に人々の営みが溶け込んでいる。シスレーが感じた空気感や色彩までが伝わってくるような感じがして、純粋に素敵だな、と思いました。
後々調べてみると、シスレーは「典型的な印象派」と云われているそうです。教科書に載っている、お手本になるような絵を描いた人。
両親はイギリス人であったけれど、フランスで生まれ、裕福な家の息子として育ったそうです。若い頃は父親の援助もあって、他と比べて、比較的恵まれていたようですが、有名な他の印象派(モネやルノワール等)の影に隠れてしまい、生きている間はあまり評価されなかったとか。
やっと評価されたのは、死後1年経ってからと…すごく素敵な絵なのに。
華やかなものを好む貴族からは、物足りなく感じたのかもしれませんね。

シスレーはおとなしく、穏健な人柄だったそうです😊✨
文化祭が終わり、ほっと一息ついた今の心情だからか、アルフレッド・シスレーの実直で穏やかな画風が、心に響きました。
あまりに気に入ったので複製画を買って、部屋に飾りました😊💕
絵があると……幸せな気持ちになりますね😊
よかったら、メトロポリタン美術展に足を運んでみて下さい✨

最後まで読んで下さってありがとうございました☘😊🌈
明日もあなたに、素敵な出会いがありますように😆








参考サイト
「メトロポリタン美術展」
「Artpedia」
「ネット美術館」


 
   

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