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あの世にお金は持っていけない

そう、あの世にまでお金なんて持っていけないのになぜか死ぬ直前まで自分の手元にお金を残してしまう。

不安だから溜め込んでおくという気持ちはわからなくもない。
でもいつになったら死ぬのかもわからないのに、いつまでも溜め込んでおくという行為は一体誰に何のためになるものなのか?

不安だから新たに何かを始めるためにお金を使うのはちょっと・・・と思ってみたり、大した金額じゃないのにあるかどうかわからない将来への不安を抱えて、それにお金を注ぎ込むのをやめてしまったり。

学校を卒業してから定年退職するまでしか働いてはいけないという決まりがあるわけでもないのに、うんと貯蓄して、定年退職後は働かず、その老後資金のみでやりくりをしようと・・・

死ぬ日にちが設定されてるわけでもないんだからそういうやり方は理にかなっていないような気もする。

お金を稼ぐという発想自体がそもそも間違っているのかもしれない。
何か好きなことをやっていたら人生が楽しくて、心が豊かになっていた。
それがある意味理想ではある。

定年退職後に趣味に没頭しているようじゃ少々遅い気もする。

それよりも前から没頭できるならしてほしいと思う。

映画鑑賞が趣味なら、自分で作ってみたらいいのになと思う。
YouTubeと見るのが好きなら自分で発信してみたらいいのになとも思う。

美術館に行くのが趣味なら・・・・・・・・・

そっちを知ることで確実に世界が広がるから。
いかに何かを生み出すのが難しいのか、意味のないものに意味を持たせることに大変さとか、意味のないようなことを続けていくことの苦しさとか、果てしなく終わりが見えないものをいつまでも作り続けるという作業を経験してみてほしい。

執筆活動、たった数十日しかやっていないけど、自分の人生は随分と面白くて、ワクワクできるものになった。

それは生きる喜びを与えてくれた。
何もなくて、平凡で、でもそれに抗いたい、抗わないといけないと思いながらも何も行動していなかった去年の今頃と比べてもよっぽどいい人生。

今このまま死んでも悔いなく逝ける気がする。

そういうものをみんなが得てほしい。
喜びに満ち溢れたイカれた人生を体感してほしい。

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