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孤独のグルメ seasonN島 第16話

新潟出張でタレカツとへぎそば食べてきた


今日は日帰り新潟出張で商談

遠方なので一発で仕留めなきゃならんとそれなりに気合いを入れた結果、商談自体は我ながらパーフェクトだったかなと。

あとは先生が変化を恐れず一歩踏み出せるかどうか。

そんなわけで、現在楽しみだった居酒屋新幹線からの夜はおっさんと会食という、なかなかのスケジュール

新潟行ったからにはとおふくろに頼まれた笹団子を土産に購入し、美味いですと大きなポップに書かれていた日本酒を手に取りそのまま購入

豊栄って知らないけど、このサイズで三千円って結構いいやつかもな。

でもって詰め詰めスケジュールのなか、無理矢理へぎそばとタレカツの小嶋屋ってお店でランチしたんだけど、やはり都心と違って地方の駅ビルに入ってる老舗の店って本店の味の再現は難しいのかもしれない。

へぎそばの水切りが甘すぎるように感じて、当然美味しいは美味しいんだけど、普通に美味しいというやつ

吉野家やマック行って美味いという感覚となんも変わらない。

多分、本店とか行けば違うのかもしれないが、駅ビルのはちょっと好みに合わないかな。

そして、待ちに待った居酒屋新幹線でなう飲んでる。

コシヒカリ越後ビール超美味いかもしんない^_^

行きはコーヒーとBLTサンドだったんだけど、新幹線の出張って年に2回くらいなら結構そそるんだよね。

Kindleで読書しながらコーヒーとか、普段そんなに電車でゆっくりはできないし、妙に充実感がある

で、ネットニュースでも気になっていたホリエモンの著書を図書館新幹線で読んでいたんだけれども、ワンセンテンス物凄く刺さった言葉があった

正直、過去の読書量がかなりあったので、どの本も書いてある内容は最終的には同じという感覚になり、一つのフレーズでも刺さる言葉がありゃラッキーと思うんだよな。

そのホリエモンの記載した刺さった言葉が

好きな事をしていたら、気づけば富裕層になってた人は多いが、嫌な事を我慢してたら富裕層になりましたと言う人はいないと言う言葉

これってさ、本質なんじゃないのと。

居酒屋新幹線で文字打ってると自分が言いたい事言って、聞いてもらってる感覚になるからsns使えばBAR新幹線にすることも可能なんじゃないかという気がしてくる

と、いい感じに回り始めたので話がズレたが、この刺さった言葉を再度振り返ってみたとき、もう一つ繋がった事があった

前の会社の職場の人で、ザ・おじさんだった人がいた。

上から見ても下から見ても横から見ても縦から見ても、立体的にしても、高校生まで過去に遡ってもザ・おじさんなのだ。

16歳から同じ顔をしており、おじさん歴40年はゆうに超えている現役のおじさんであり、まだおじいさんになるには大分時間が必要だろう

高校生の時からおじさんだったという、金メダリスト級のプロのおじさんなんだけれども

この方当時の横浜国大を卒業しており、少子化で競争力の下がった今なら絶対東大行ってるだろうなというレベルの、自分が日常生活で同じ空間で仕事をした事のある人の中では今までで1番頭が良かった

で、まだ何も分かっていなかった当時の俺はこのプロのおじさんの頭の良さにも気づいていなかったし、このおじさんの使う言葉の真意すら気づけるレベルになかった

赤と聞いたらその赤色の濃度がどのくらいかは人によって分かれる

同様に単語の意味一つ取っても発言者と受け取り手が何を知ってるかで、言葉の意味って大分意味が変わるんだよな。

当時の俺はプロのおじさんの足下にも及ばず、童話に出てくる蟻とキリギリスの、キリギリスめとおじさんを享楽主義者の怠惰を貪る大罪者と考えていた。

でも、真実は違っていて、今なら分かるのがおじさんは圧倒的に正しかった

先程のホリエモンの言葉と連動したんだけど、おじさんは明日楽しむために今日を我慢するのは間違ってると言い切った

毎日楽しく生きていれば死んだ時に楽しかったねと言える

ところが未来のために今日を我慢して、果たして本当に楽しめる明日が来ると言えるのかと。

明日死ぬかもしれないんだから、今日を楽しまなきゃ駄目だと言われた。

漫画カイジに出てくる班長の話じゃないが、明日からじゃない、今日、今日だけ頑張るんだと。

今日頑張った者だけに明日が来るんだよと似ているなと思った。

ただ、この話を聞いても当時の俺はキリギリスは冬に餓死するんだよと思っていた。

蟻が正しいと。

でも、これは誰かにとってそう考える事が正しいと思ってくれる人が多いと都合が良いからそう洗脳しようとしているだけであって、蟻の事を棚上げしている

蟻に本当に食糧の備蓄が役に立つ冬が訪れてくれるだろうか?

その冬が来る前に人間の子供に踏み潰されて秋すら来ない蟻もいるんじゃないかと思う。

そう考えると来るかも分からない未来のために準備しても、もっと意味がない結果が待ってるかもしれないんだよな。

先送りした楽しみを享受する前に、自分にタイムリミットがきた時、納得できないと思うのだ。

だとしたらどのタイミングでも納得がいくように毎日面白おかしく生きた方が正しいんじゃないかと今更ながら思わされる

10年以上前に聞いた賢いおじさんの話が今になってやけに沁みる

これ読んだ若い世代の人は何言ってやがるんだジジイがと思われるかもしれないけど、俺同様に後日何かに気づかされるかもしんないよね

そんな事を居酒屋新幹線を楽しみながら、酔っ払った頭で明日はどんな美味い物食べて楽しんでやろうかなと思いながら書いてる

さて、そろそろ上野かな

土曜日はお店のイベントでBARで知り合ったシェフを呼んでののオリジナルフレンチがあるしな

これも楽しみだ

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