話すことは空中に消える。
相手に伝わったとしてもこちらが伝えたかった意味、言葉が伝わっているかは正確にはわからない。

書くことは、しっかり書けていないと通じない。伝わらない。

だが、話すことは感情も、非言語の部分も伝わる可能性があるが、思考を整理し、多くの表現をきちっと伝えるには書くこともかなり有効。感情が全く伝わらないということもない。

他にも、話したことは霧散しやすいが、書くことは記録として残るし、重ねて説明をすることも出来る。議論もどんどん積み重ねていきやすい。

再生可能なのも書くことの方。対談や講演なども、録音という手段もあるが、「ログミー」のように文字化された方が何度でも見返せるし、引用し易い。

大学の講義なども動画配信は確かに進んでいる。だが、『数学ガール』結城浩著の面白さ、引き込みの強さと、何度でも見返すチャンスのあるものも良い！

話す訓練や表現、動画配信でより良く見て頂く工夫と、書く訓練と。どっちを選ぶか。どっちも身に付けていくか。