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"箱根駅伝"を全国大会へ:検討とのニュース

今回の全日本大学駅伝を見て思ったことですが、

全日本大学駅伝は「日本一決定戦」ではないな、と。

失礼を承知で書くとすれば、この"全日本"の仕組みは、全国各地区代表を予選会で選出し、代表同士のトップを決める方式。

純粋に「日本一」を決めるなら、全日本シード+全国統一予選を行い、その上位20校+選抜チームのような形を取らないと、各地区の予選会のレベルは格段に違う。

モデルとすればこのプリンセス駅伝。全国大会である「クイーンズ駅伝:全日本実業団駅伝」を目指して統一予選を行う。当初は、シード以外の全チームが予選を戦って、本番は大して変わらないだろう!と思ったのですが、考えてみたら、時期も違うし、仕上がりも変わってくる。マラソンや、練習状況で予選回避する選手などもいて、結構読めない。

ただ、現在の全日本大学駅伝の面白さはこのブロック代表方式。日本全国に様々な大学があり、チームの個性があり、そこに所属する選手が居る。また、国立大で活躍する選手が出てきて、注目しようと思えば非常に楽しい。

ここで本題の「箱根駅伝」を考えると、「日本一決定戦」ではない。現在は、関東の大学のみの参加である。これは予選会も同じ。

そこで、全国開放を行い、箱根駅伝の趣旨でもある「箱根から世界へ」「マラソン選手の養成」にのっとり、「大学ナンバーワン」を決定していくのは非常に面白い。ただ、それを実現するとなると、予選会をもう少し標準記録を上げたり、箱根駅伝の枠なども絡んでくるだろう。予選会開催場所も現行の立川で続けるのかどうか?

あくまで「解放」であり、関東学連主催の場に他の地区が「場を借りる」形での参入であるならば、現行のシステムに参加する形となる。

時代と共に変化していく「箱根駅伝」。

より良い形を目指し、また更なる発展を遂げ、有力な選手発掘、関わる様々な人の育成、養成、強化の場になって欲しい。

自分の創部に関わった経験や様々な経験、ノウハウも活かせるチャンスが増えるといいな。

と、思います。

箱根駅伝を全国開放へ、は様々な人の色々な想いやご意見はあるでしょう。
今回のニュースは観測気球。みなさんがどんな反応を見せるかを測るものだと思います。

形はどうあれ、変化していくことは大事だと思います。
それが全国開放であれ、違った形であれ。

と、思います。

いずれにせよ、現在の中学生、高校生が進路を考える時に、また保護者にとってもライフプランなどにも大きく関わっていきます。それに、全国の大学が参加するにしても、準備までには相応の時間が掛かります。

様々な人に影響がある。
出来るだけ早期に決定して欲しいところですね。


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