走ることの魅力
このエントリー「雨の日に走ること」で思い出したこと。
現役時代に何度も、何故走るの?と、聞かれたことがある。
その時は「強くなりたいから」「一秒でも速くなりたい」「負けたくない」と答えてた。
もちろん、その答えもあるけど、質問から微妙にズレてもいるな、と。
あの頃、本当はどう思っていたかは今となってはもう、わからない。
だけど、今思い起こせば、走ってる時って「何かに浸ってたな」と。
雨や風の日もそうだけど。今もちょいちょいそういう時もあるだろうけど。
あの頃は走る自分が当たり前で、強くなろうとするのが当たり前で。
そして、そうはあんまり思っていない人を見ると意外な気持ちで居た。
走ることそのものが楽しかったかはわからない。
でも、強くなろうとして浸り、走ってることは楽しかった。
故障した時も、今で言うフィジカルを徹底的に鍛えて、またこれは絶対強くなってるな!とほくそ笑むくらい(笑)
「ひたる」がキーワードかな?
走る魅力を伝えるのって難しい。
少なくとも、現役時代の良かった頃は走ってる姿は活き活きしていたはず。引退の頃はそれが影を潜め、結果を残そうとバタバタしているだけになった。
強い選手は活き活き走っているように見える。走っている姿から自然と魅力が伝わってくる。
強くなる、楽しめる要因は他に幾らでもありだろうけど、自分の経験をふと思い出した。
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