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寫残録051_オールドデジカメ① FUJIFILM F200EXR

休みを利用して片付けようと、戸棚の整理をしていて出てきたコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)。
いまでいう、オールドデジカメのFUJIFILM FinePix F200EXRだった。
久しぶりの出会いに、喜びを感じ、さっそく持ち出した。
その時、いくつか十数年前のデジカメを持っているので、紹介しようと、今回のひとり言に。

曲線を取り入れたボディ

 現役で使えるオールドデジカメもあるのだが、noteに書こうと思わせてくれたFUJIFILMのFinePix F200EXR(以下F200EXR)を最初に選んだ。

F200EXRは、2009年に発売がされたコンデジで、確か2万数千円で購入したと、記憶している。
購入時に惹かれたのが、新開発の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」が、はじめて搭載がされたことだ。
それは、新たに「EXRモード」で、被写体によって、「高解像度優先」、「高感度低ノイズ優先」、「ダイナミックレンジ優先」の3つの撮像方式を切り替えるオートと、それぞれを選択できる機能。
 
そして、いまでは当たり前の機能だが、「フィルムシミュレーション」(この機種は、5種類)が、あることで購入に至ったのだ。

簡単な仕様
有効画素数 : 1200万画素
撮像素子 : 1/1.6型 スーパーCCDハニカム EXR
レンズ : 28~140mm相当(35mm換算) / F3.3~5.1の光学5倍ズーム
フィルムシュミレーション : 「PROVIA/スタンダード」「Velvia/ビビッド」「ASTIA/ソフト」「B&W(Black&White)」「セピア」
※詳細な仕様などは、FUJIFILMのサイトなどで。

ボディを掴む右手で様々な操作ができる

サブ機として

当時、Nikonのデジタル一眼をメインに、フィルムでも撮っていたが、気軽に撮れるコンデジを何かしら持っていた。そんな一台であったF200EXR。
ピントの合う速度であったり、モードを切り替えるダイアルがいつの間にか変わってしまうなど、いくつかの難点があるにせよ、サブ機として活躍したのは間違いない。。
 
この手のコンデジを何台か購入したが、F200EXRだけは手放さずにいた。
いま考えるに、初の「スーパーCCDハニカムEXR」と「EXRモード」、そして「フィルムシミュレーション」がそうさせたのだと思う。
 

電源を入れるとレンズがくり出す

いま使ってみて

久しぶりに持ち出して、いまの感覚での感想は、まず起動時間はそこそこ(GRⅢと比べたらダメだが)、やっぱりピントが暴れる時もある、撮った写真をモニターで確認して「ダメだ」となっても、PCで確認するとそれなりに撮れていたりする。
しかし、いまから13年前のカメラでありながら、写りはそこそこのコンデジ。何よりCCDの色味は好みであり、選択肢は少ないが、「フィルムシミュレーション」でさらに自分の好きな写りを楽しめる。そしてコンパクト。まだまだ、現役でイケるカメラである。


今回は、お宝的に自宅で見つけたF200EXRについて簡単に書いたが、オールドデジカメを何台か所有しているので、今後も書いていきたい。
次回は、いまでも現役で使っているカメラを紹介したい。


作例を少しだけ
※フィルムシュミレーションは「Velvia/ビビッド」
 ※JPEG撮って出し

黄色の建物と空
アンティークなドアと植物
変わったドアの取手
スクールゾーン
またまた空


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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