信頼するけど期待しない
今年しくみデザインに入社してくれたメンバーで、凄い特技を持っている人がいまして。グラレコっていうんですかね、ミーティングの議事録をその場でイラスト付きでとってくれるんです。ミーティングが楽しくなって最高です。
で、そのメンバーは新卒で、去年しくみデザインでインターン(オンラインでした)をしてくれていたときに、社員全員と1on1でインタビューしてそれを一枚にまとめてもらいました。
その時の、僕シュンスケのシートがこれです。
その中で、人生を楽しむコツを聞かれて、「相手に対して期待しない、でも信頼はする、自分に対しては気にしない」と回答していたようです。
このシートを元にzoomのバーチャル背景を作ってもらうプロジェクトが社内ではじまったので、改めて見返してみて、これは僕の対人関係の捉え方の本質かもしれないな、と思いました。
基本的に、僕はすぐに人を信頼しちゃうんですよね。だからまあ、だまされちゃったり損しちゃったりすることもあるんだけど、結果的には疑う方がコストが高いって思っているのです。
もちろん場合によるので、なんでも手放しで信じるわけじゃないですよ。でも、最後には本当に信頼できる人しかまわりに残らないんですよね。
信頼ベースだと相手に委ねることになっちゃうのですが、その時にセットになるのが「期待しないこと」です。期待しないっていうとなんか冷たい感じがするかもしれませんが、この期待ってのが厄介なんです。
期待って、こっちの勝手な思い込みのことなのです。
これくらいできるはず。
これくらいやってくれるはず。
そんなことわかってるはず。
相手にしてみれば、そんなこと知らんがな、ですよね。
ほとんどの対人関係の拗れって、お互いの勝手な期待によって生じてるんじゃないかと思っているのです。
「信頼するけど期待しない」
まあ、そうはいってもちょくちょく勝手に期待して失敗しちゃうんですけどね。こう思っていると、ちょっと生きるのが楽になる気がします。
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