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クリスマスのプレゼントは、思わぬ出会いだった

偶然の出会いなんて、信じてなかったんだ。
ちょっとした出会いが最高のプレゼントに感じるって、変わってるよね。



久しぶりの対面での企業面接。
最近ではオンラインでの面接とか交流が多いから、目の前の三次元の大人と向き合って話すって、やっぱり緊張する。
緊張した状態で人に伝えるのってホントに苦手。
噛むことなんてしょっちゅう。頭がまっしろになることもしばしば。
会場に向かうまでの電車でもそわそわ。
だってこの面接一本で将来が変わっちゃうかもしれないから。
そのくらい大きな決断なんだよ?
緊張しない人、ありのままを出せる人って尊敬する。

緊張して待合室で必死にメモ見て確認してたその時。
目の前の人に急に名前を呼ばれた。
1回ちょっと話した人の顔を覚えるのが苦手だってわかってるから、
とりあえず「お久しぶりです」とか言って場をもたせつつ、相手が誰なのかを必死に考えるのが常。
でも今回はすぐにだれか気づいた。
髪型は大きく違えど、よく声を聴くと同じ団体の親しい友人で。
まさかの同じ時間帯での面接だった。
部屋は別々だったんだけど、それまでの間でちょっと話して。
お互いに気まずくなるんだけど、それでもだいぶ緊張も解けた。
やがて時間になり、会場に入ると、
面接でもよく知っている方が担当してくださって。
自分のすべてを出し切れたような気がする。
結果は知らないけど。うん。


こんな出会いは前にもあった。
ああ、思わずそのときも記事書いちゃったなあ。
世界には何億人という人々が存在していて、
それこそ個人の時間の選択肢は数えられないほど多種多様なのに、
「意図しない場所」で「意図しない相手」と相対するなんて。
「奇跡」だよね。

出会いには必然的な理由があるなんて言うけど、
こんなことがあると「運命」とか「偶然」とか信じたくなってしまう。
その結果がどう転ぼうが
ちょっと心に光が見えて。
なんかあったかい気持ちになって。

こうした些細なことでも幸せに感じられること自体、幸せなんだよ。
ちょっぴり早い、クリスマスプレゼント。




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