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4年生で卒業見込だけど上限まで単位履修するわけ

7月も半ばを過ぎ、大学生にとっては期末テスト・レポートに追われる時期だ。
オンデマンド授業だからと言って視聴していなかったものが蓄積されている人もきっと多いことだろう。ちなみに僕もその一人だ。いや、本当はよくないのだが、日頃の忙しさを言い訳についやってしまう。今年度中に年間単位上限である46単位の履修を考えているのでそこそこ忙しい。同士たち、共に頑張りましょう。

ただ、これまでのnoteを読んでくださった方は、ここまで読んで驚かれるかもしれない。文系の4年生といえば院進学をしない大多数にとっては学生生活最後の年。前半は就活、後半は卒論で忙しくてゼミぐらいしか授業履修しないのが普通じゃないの?と思ったあなた、世間一般的には「そうです」。
僕の周りの友人たちの半分くらいもそんな感じだし。
では留年の危機なのか?違います。3年次までにフル単取得。そこそこのGPAを保ちながら、今年度はゼミと卒論と講義2コマほど履修すれば卒業できる感じだ。

ではなぜ46単位も履修するのか?
それは、今自分が興味のあることを今知りたいという好奇心が人一倍強いから。

学生生活最後の年(2度目)、人生のモラトリアム()と呼ばれている学生時代。「働くまでに何をすればいいですか?」という質問をするイシキタカイケイ就活生がする質問に対して「遊んでおけ、社会人はそういう時間がない」と脅してくる社員さん。社会人になってから時間が本当にないのかは疑問の余地もあるが、それでも学生時代のほうがまとまった時間を取りやすいのは間違いない。だからこそ、授業以外でも今やりたいことがあるなら、全力で取り組むのもいいと思う。それが旅行であれ、バイトであれ、インターンであれ。

僕にはそこまで今「やりたい」ことが見つからなかった。というか、授業取りながらでもできることだと判断した。
それなら、せっかく「大学」で学んでいるのだから、いろいろな講義を履修してみたい。同じ関心を持った学生と議論したい。
学部の特性上、1-3年生では専門科目に注力し、一般教養の授業をあまりとれなかった。3年生から同じ地域にある他大学の講義を履修できる機会ができたけど、コロナの影響や就活の忙しさから他大学の興味ある講義を履修することができなかった。え、それ、今実現せずにいつ実現するの?って。

とはいえ、さすがに全部の授業でレポート書いて課題やってテスト受けて、だと、卒論もあるから体がもたない。そこで活用するのが以下の4つだ。ただ、これはあくまでも僕が通う大学の話で、皆さんが通う大学に当てはまるかどうかは各自調べてほしい。

1,「資料配布型授業」の履修
音声なし、レジュメ配布するだけの授業は3年生までは絶対履修しようと思わなかった。読むのも苦痛だし、講義の質が低く感じていたから。しかし、後述の自由科目制度と組み合わせれば、今忙しくても今後ゆっくり復習できる授業の一つとなる。どうせ単位を余らせるなら、資料配布型を履修すれば多少は知識がつく。

2,自由科目
単位を消費するがGPAに反映されない。だからこそ、気になる授業を聞くだけ聞いて、レポートや課題をしなくてもよい。シラバスを読んで純粋に気になるところだけ聞けるし、なんなら教授に質問にも行ける。この制度は正直神である。もちろん潜りに行ける対面授業は潜りに行くが、オンラインで難しい「潜り」を実現できるのがこの「自由科目」である。

3,音声だけのオンデマンド授業
就活中、移動を伴う場合はラジオ感覚で聞き流していた。ダウンロードしておけばデータ通信料も少なく、移動時に手軽に情報収集できる。スタディケーション向け。

4,PBL授業
これは単位認定されるためレポートの必要はあるが、少人数で議論したり、フィールドワークに訪れたりできるため通常授業より楽しい。大学の補助で物品購入や交通費補助をしてくれる場合もある。自分の関心のある地域づくりやコミュニティ論に関しては、他のプロジェクトに参加するのもいいがこの制度を使えば費用節約ともれなく社会的な信用がついてくる。ただ一方的に講義を受けるよりは、はるかに主体的かつ楽しみながら授業を受けることができる。

ただ、1~4を用いる前提として、そもそも脅威ある授業でなければモチベーションが続かない。自分自身の興味は何か、1-3年生の間に見出しておく必要はあるだろう。

「ちゃんと大学で学んでおけば…」と後悔する社会人の方の様々な声を聞いてきた。思い切って遊ぶのももちろんよいが、授業を受けまくる、という選択も、学生生活最後の年の選択肢に入れてもいいのではないか、と個人的に思う。

さて、単位認定を行う授業のレポートを進めるか。。


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