渾身の取材からの結論がイマイチな著作
現世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との関係を追っている著者の一作。本書の価値は2013年あたりから現在までの旧統一教会をひたすら追っていることに尽きる。だって、この団体が注目されていたのって、せいぜい2000年くらいまでだったのでその後の活動がよく分からなかったから。
他方、著者は安倍元総理に極端に批判的な立場=アベガーにいるため、兎角論理性もなく、全てはアベ元総理が悪いとなりがち。また、政治団体と宗教団体が少しでも寄付を受けたり講演に呼ばれたりさらに講演においてそ