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昭和後期の終わり

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記事一覧

日本の民放番組を久しぶりに観た感想

日本の民放番組を久しぶりに観た感想

平日昼間。それは大半の日本人が働くなり学校で勉強するなりなにかをしている時間である。こんな時間にいい年した男がふらっと出歩いているのも目立つ、特に田舎だと。そこでなんとなく民放を朝から夜までつけっぱなしにして観てみた。

朝 情報番組だけど、自社制作コンテンツ押し売りしすぎ

朝7時の情報番組。これはジャンルでいうと報道なのか情報なのかよく分からないが、このタイミングだと、今週の寒波到来に備える人

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あだ名、呼び捨てが校則で禁止される時代の到来

小学校から高校くらいまではあだ名をよくつけてたなと、この記事をみると平成までの風習が1つ終わりそうな予感ですね。
あと、私が学生時代は教師が生徒を呼び捨てが当たり前だったのですが、今はすべて「さん」づけなのですね。男性は君、女性はちゃん、または、さんだったような記憶もありますが、過去の記憶って、意識しようがしまいが自分に都合のよい形に改ざんしてしまいがちなので、本当のところはどうだったかな。
話は

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昭和後期の終わり②-2 局アナの退職

テレビ局に多いのが4月の番組再編とそれに伴う人事異動。が、今年は局アナ、しかも、看板級の局アナの退職が目立ちますね。

今年だと、日テレは桝太一アナウンサー、テレビ朝日は富川アナウンサーと看板番組担当していた男性アナウンサー陣に加えて、TBSはなんと堀井アナ。
在宅勤務になってから、一日中ラジオ聞く生活になると、堀井アナくらい、何も興味ないけど、声がいい人がちょうどいいのですよ。まあ、TBSラジオ

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約束手形は2026年に廃止へ

約束手形は2026年に廃止へ

政府は2026年までに金融機関が設置している手形交換所の終了を要請するようです。この要請のもととなる検討会において、手形から他の支払い方法への変更が提言されているので、それに従った要請といえます。

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/shiharaikaizen/2021/210315shiharaikaizen_report.pdf

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「将太の寿司」を久しぶりに読んで感じた、時代の移り変わり

「将太の寿司」を久しぶりに読んで感じた、時代の移り変わり

将太の寿司の単行本1巻から7巻までを読んでみて、時代は変わったのだなぁとしみじみ。

将太のすしの概要東京世田谷区にある名店・鳳寿司で働く少年・関口将太が、創意工夫を凝らした寿司によってトーナメント方式の『寿司職人コンクール』を勝ち進み、日本一の寿司職人となることを目標に奮闘する物語である

将太の寿司に感じる昭和感① 職人は見て盗めの世界観寿司職人として、寿司を握るために、洗い場と給仕、炊飯、し

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忘年会の終わりは昭和後期の終わりの1つになるか?

忘年会の終わりは昭和後期の終わりの1つになるか?

早いもので2021年もあと1か月で終わり。

1年の終わりといえば、忘年会というのがコロナ前の生活様式でしたが、2020年に引き続き、忘年会は今のところ、ありません。

世の中も同じような傾向にあり、いくつかの調査でも7割から8割程度は忘年会を開催しないという結果になっています。

昭和の行動様式を変える出来事関東大震災が江戸時代から続く文化、風習に終わりをもたらしたといわれることがあります。64

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昭和後期の終わりその② テレビは終わった

昭和後期の終わりその② テレビは終わった

コロナがもたらした新しい世界においては、昭和後期=高度経済成長期の文化、風習がすべてなくなるだろうという考察の第2弾。

3Cのうち、colour TV=テレビは完全に終わったという象徴的な記事がこちら。

テレビ局に金も人も集まったのは昭和から平成初期ちょうど前回の東京五輪あたりから出始めたカラーテレビを日本国民を買い求めて、みんなに行き渡ったのが昭和後期で、このときから娯楽の王様としての地位を

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