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年収300万円で楽しもうから変っとらんな

増負担時代。給与の半分を税金等で持っていかれる! 今、家計を救うには?

税金や社会保険料で所得の半分近くを持っていかれている!
2021年度の負担を見ると、「租税負担28.7%」、「社会保障費負担19.3%」で、合計負担率は、48%まで増えている。しかし、庶民を救うべき政府は増税路線をひた走る。さらなる増税地獄がやってくる。国民全員が死ぬまで働き続けて、税金と社会保険料を支払い続ける納税マシンになる社会。われわれは、暮らしの発想の転換を急がなくてはならない。
本書では、現在の税金、社会保険制度を徹底的に検証。増税地獄の実態を明らかにする。そして、「家計大苦難」時代のサバイバル術をモリタクが伝授する。

下記のサイトより

森卓こと、森永卓郎氏の著作。出版元のサイトの紹介文の通り、現在の税金、社会保障制度の負担の大きさを説くのだけど、それはこの本の半分に過ぎず、残り半分はそれに対する防衛策を説く。
その防衛策はトカイナカに住んで住民税非課税世帯になろうというもの。トカイナカというのは著者の造語で、大都市圏から50キロくらい圏内のことで、そこで農作物だったり電気を自作してなるべく所得を減らそうというのものである。
著者がブレークしたのは、平成デフレ不況の真っ最中で所得増なんか望めない、かといって、自分で起業してリスクを取るのも難しいので、低年収でも楽しもうというものだったので、そこから変ってないな。いや、この本は2022年末くらいまでの話だから、最近は、財務省批判をしているか。

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