年収300万円で楽しもうから変っとらんな
森卓こと、森永卓郎氏の著作。出版元のサイトの紹介文の通り、現在の税金、社会保障制度の負担の大きさを説くのだけど、それはこの本の半分に過ぎず、残り半分はそれに対する防衛策を説く。
その防衛策はトカイナカに住んで住民税非課税世帯になろうというもの。トカイナカというのは著者の造語で、大都市圏から50キロくらい圏内のことで、そこで農作物だったり電気を自作してなるべく所得を減らそうというのものである。
著者がブレークしたのは、平成デフレ不況の真っ最中で所得増なんか望めない、かといって、自分で起業してリスクを取るのも難しいので、低年収でも楽しもうというものだったので、そこから変ってないな。いや、この本は2022年末くらいまでの話だから、最近は、財務省批判をしているか。
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