読むべきは対談部分

銃撃事件の真相に迫る衝撃スクープレポート

安倍元首相銃撃事件が起きて以降、メディアを通じて自民党の統一教会汚染問題を追及してきた鈴木エイト氏。果たしてその裏で、政治家や教団とどんな暗闘があったのか。事件からの追撃300日をレポートする。
なかでも、山上徹也被告について全く知られてこなかったスクープ情報を開示、また、鈴木氏が秘めてきたこの問題についての原点も明らかにする。
さらに、この問題に鈴木氏とは違う分野、視点から関わってきた識者たちが集結。紀藤正樹、宮崎哲弥、ひろゆき、そして爆笑問題の太田光らが、著者と対話し、問題解決への道を模索する。
このまま逃げ切りを許してはならないーーその著者の熱意が、世の中を再び動かそうとしている。

上記のサイトから

前作の続編。今回は山上被告がどうして犯行に及んだかという話とその後の旧統一教会を巡る自民党の対応や世の中の反応に対して、有識者との対談を挟む形であの事件がどうして起こったか、そして、それを防ぐ術はなかったかというところの話が多い。個人的に特に良かったのは爆笑問題の太田氏の信者に対する思いやり。この人こそが真のロールズ的なリベラルだとつくづく感じる。


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