適応障害とわたし@2020/3/6

今日見た夢。あまりにも衝撃的だったから備忘録として残しておく。

主治医から持病の側弯症が悪化しすぎて手術しないともうすぐ死ぬと告げられた。突然の余命宣告。
レントゲンを見たが、自分ではどこが悪化してるのか分からないから、とりあえず二つ返事で承諾した。

すると、診察室の天井部に設置されたモニターに、5人の男女の医師たちの顔が映し出された。どうやらわたしの手術の担当医達らしい。
「今日からあなたの手術を担当します。」
はぁ、よろしくお願いします、と人見知りMAXの表情で挨拶した。
小学4年か5年生の時に11段の跳び箱で骨折した左手の小指、適応障害、そして側弯症。心と身体が傷だらけで本当に嫌になる。こんなボロボロになった人間、生かしておいても誰も得しないだろうに。
正直、手術は嫌だし手術痕が残るのはもっと嫌だ。これ以上、目に見える傷が増えるのは視覚的に辛い。
でも所詮これも夢の話。夢から覚めたら全部パーになるのだからいい体験だと思って受け入れよう。

担当医たちがひと通りわたしとの挨拶を終えた直後、主治医がレントゲンを見ながら困ったことになったと叫んだ。
「あなたの腸の巻き方が左巻きになっていておかしいから担当医たちの編成を見直さないといけない」
……はぁ?
何言ってるんですか先生。側弯症は背骨の病気だから、腸の巻き方なんて関係ないじゃないですか。
目の前で青ざめる医師に何言ってるんだコイツ感丸出しで告げた。

何がなんだか分からない。夢だから初めから何もかもおかしいのは当然だが、本当に何言ってるんだこの医者。
しかも、なんやかんやあって先ほどの担当医のうちの何人かの利き手が、例の左巻きの腸の手術に適してないからすぐに手術ができないと主治医は続ける。なんだこの展開。夢ならどんな設定でも許されるのか。

じゃあはやく担当医を見直せばいいじゃないですか。さも当たり前のようにそう主治医に言うと、
「実はこの病院には、君の左巻きの腸の手術ができる医師が足りないんだ。だから他の病院から医師たちを見繕ってこないとならないんだ」
なんだそりゃ。よく今の今まで経営してこれたなこの病院。

その後の展開は、正直よく覚えていない。
なんかアフリカみたいなジャングルに主治医と医師を探しにいく旅をしてた気もする。
突然、真っ暗な病室のベッドに寝かされて点滴を繋がれて会社の人たちがお見舞いに大量のケーキを持ってきたりしていたような気もする。

先生、結局わたしの手術はできるんですか?できないんですか?
呆れ度100%で主治医に声をかけたところで目が覚めた。
ベッドから体を起こして真先に思った。
noteに書かなくちゃ。なんだこの謎の使命感は。

あまりにも衝撃的な夢の世界から、自分のたった一言で一気に現実に戻されたので、正直まだ頭の中がふわふわしてる。
今日が出社日じゃなかったら確実に二度寝してた。
会社で誰にも話しかけず話しかけられもせず、ただ透明人間な日々を過ごすくらいなら、何もかもアリな夢の世界で悠々自適に生き続けたほうが何百倍もマシだ。そうに決まってる。

でも現実は甘くないのが当たり前。
今のわたしは、会社に行ってパソコンの前に座ってお給料をもらい、1つでも多く通帳のゼロの数を増やすしかない。
作ったマスクでもメルカリで売ろうかと思ったけど、やめた。こんな縫い目ガタガタのマスクに書い手などつかない。

適応障害で休職する前は「お金のために働かず、お金に働いてもらうようにするんだ!」と母親の前で意気込んでいた。
あの時の自分はどんな顔をして、どんな心持ちだったんだろう。

今日はどんな夢が見られるんだろう。
もし夢の内容が選べるなら、大好きな声優の古川慎が出てきてほしい。たぶん無理だろうけど。

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