適応障害とわたし@2020/3/12

夜中に目が覚めてしまった。ちゃんと睡眠薬を飲んだのに。会社の日報には中途覚醒が減ってきてますと報告しているけれど、実はまったく減ってない。毎日、真っ暗闇の中、ぱちっと目が覚める。もう最近は慢性化しすぎてて時計を確認するのも嫌になった。

朝は6時に目が覚めた。ラジオを聴きながらゆっくり着替えようとベッド横の椅子に手を伸ばした。しまった、今日は出社日じゃないので前日に服を置いておくのを忘れた。
二度寝、決定。そろそろ二度寝と縁を切りたい。

8時半に起きて朝ごはんを食べる。納豆と温泉卵かけご飯とヨーグルト。飲みかけで残ってる1キロのプロテインをそろそろ消費しないとヤバい。プレーンじゃなくてチョコレートかココアにすればよかった。

食後のコーヒーを飲みながら布団を干し、引き出しの片付け、掃除機がけをした。朝に掃除をするとなんか気分がすっきりする。
めんどくさくて後回しにしてた新しく買った布ナプキンの水通しもした。オーガニックコットンの布ナプキン。ずっと愛用してた布ナプキンの汚れやへたりが気になってたので、今回は生地が違うものを4枚買った。
下着や肌着をシルクやオーガニックコットン製に変えたり、布ナプキンにしたり、ユニクロでヒートテックを買うのをやめたり、肌に対してこれでもかと気をつかうようになった。最近は化繊のTシャツを着るといろんなところがかゆくてかゆくて耐えられない。シルクものは値段が少し高いけど夏も冬も着られるし、意外と何回洗濯しても長持ちすることに気がついた。子どもの頃はシルクの光沢が好きではなかった。でも大人になった今はシルクのツヤツヤ感が大好き。
体を大事にすると多幸感が増すことにも気がついた。モノにばかり固執してて、自分の体や見た目に気を配るのをサボってた。適応障害で休職する前は、おんなじような色の地味なパンツと、色違いのブラウスやシャツばかり着回していた。おしゃれに無関心だったわけじゃないけれど、あまりにも仕事に追い詰められてたから服を選ぶ余裕すらなかった。
ワンピースだけ着る生活にシフトしてからは、ちょっとだけ自分が強くなった気がした。チューリップ柄、レモン柄、黄色いバラ柄、トリコロール。柄物が圧倒的に多いけれど、地味で真面目なわたしにはこれくらいがちょうどいい。
大切に着たいから、インナー用にTシャツやらカットソーやらも少しずつ買い足していかないと。もともと服の数が少なすぎるのだから。(たぶん20着もない)

今日は読めてなかった本を読む日に決めた。宮本真由美さんと斎藤一人さんの本。元気がない時に読むと、めちゃくちゃ頭なでなでされてる心地になる。できない自分を責めまくってた自分を少しだけ許せる気がする。
本の中で「親友や友達がいません」って悩みがあった。それに対してひとりさんは「いなくたっていいじゃない。努力して付き合わなきゃいけない関係は友達じゃないよ」と回答していた。
わたしも長年「友達はいたほうがいい」呪縛にとらわれてた。わたしが勝手に親友だと思ってる人は1人しかいない(相手はどう思ってるかしらないけれど)。会社や家では決してできないだらしない言葉づかいができて、間違ってることはちゃんと教えてくれて、常にわたしの意見を優先しようとしてくれて、会った日の帰り道に「元気に会えてよかったな」って思える親友。でも実際その親友には、わたしが知らない人が友達としているわけで。
「友達100人できるかな?」の歌詞に「できるわけないだろバーカ!!!」って最近やっと言い返せるようになった。だけど、妹には何十人も友達がいて、わたしがいない時に母親から「お姉ちゃんって友達いないよねwww」と馬鹿にされたことを真に受けて、やっぱり友達や親友は何人もいないといけない存在なんだと思ってた。
でも、この24年間生きてきて、友達がいなくて本当に困ったことなんてなかった。友達がいないと何もできないのは、依存してるのと同じことだと気づいた。
友達がいらないわけじゃない。自分を取り繕ったりせず仲良くできる友達や親友がいたら、もちろん素直に嬉しい。でも、たった1人の親友の存在で幸せと感謝を感じられてるから十分。

お昼ご飯にうどんを食べたら、突然おなかがゴロゴロ言い出した。たぶんコーヒーの飲みすぎ。たまになる。カフェインを断つためにハーブティーを飲むようにしたけれど、やっぱりインスタントのカフェオレやカプチーノの甘さから逃れられなかった。せめて1日に飲む回数を減らさないと。中途覚醒の原因はカフェインか?気をつけないと。

夕方になって干した布団でぬくぬくしながら、ピアスの数を増やそうか考えていた。最近インダストリアルを開けたくて仕方ない。
はじめてピアスを開けた時、母親は「開けたの?」くらいの反応で、特別怒ったり悲しんだりすることはなかった。父親からはなーんにも言われなかった。髪を明るくした時もなーんにもなし。意外なところで放任主義でよかった。
しかし、開けるとなると病院を探さないといけない。さすがにインダストリアルを自分では開けられないし、肉芽や化膿は絶対に避けたい。もんもんしながら考える。会社の都合など気にしない。開けたら意地でも髪の毛で隠してやる。バレたらバレたで真面目イメージがなくなるから結果オーライ。寒い時期に開けたほうが安定が早いから、開けるなら近いうちに前にピアスを開けた美容皮膚科に電話で聞いてみよう。

今日読んだ本に「人の機嫌より、自分の機嫌を取りなさい」とあった。適応障害だしピアス開けたがりだし、持病の側弯症はあるし、自他ともに認めるメンヘラまっしぐら。でも、それで自分が幸せな状態を目指していて楽しいなら、他人の意見を聞こえないフリしても許される気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?