適応障害とわたし@2020/3/15

今日は親友の誕生日。
昨日のうちにメールを作成しておいて、今日になった瞬間に送信するように設定しておいた。
朝起きて受信ボックスを確認したら、返信が届いてた。無事に届いていたようでよかった。でも中身はまだ読んでない。怖いから。
親友にはわたしが適応障害になったことは伝えてない。伝えたくない。これまでどんな些細な出来事も、くだらないことも包み隠さずメールで報告してた。でも、今わたしが苦しんでいることを伝えたら、それこそものすごい勢いで心配してくると思う。
それに彼女は今、看護師の仕事をしている。コロナウイルスやらインフルエンザのせいで、今いろんな病院で医療崩壊が起きてる。彼女が勤めてる病院だってマスク不足で大変だろうし、彼女を含めた看護師や医師もストレスや過労に襲われているだろう。
一人でも多くの患者を救おうと自分の体調を二の次にして立ち向かってる1人の看護師に、これ以上の心配と迷惑をかけたくない。

だから適応障害を乗り越えて、以前のようにおいしいケーキやお酒を飲みながら、くだらない話でちゃんと笑えるようになるまでは伝えないことに決めた。
日曜の朝から気分がしんみりしてしまった。切り替えて過ごさないと。

仮面ライダーとキラメイジャーを見ながら朝ごはんを食べた。イズちゃんが登場するたびに可愛くなっているように感じる。初登場の時もすごく可愛かったけど。キラメイジャーは、特撮大好きな鈴村さんが今日も元気に活躍しててよかった。ラジオのワンモーニングでパーソナリティしてる時、ときどき「あ、この人声優だったの忘れてた」となる。しかも社長だし。
まだ2話目だけど、キラメイジャー見るたびに「鈴村さん、スーパー戦隊出られて本当によかったね」と母親のような気分で観てる。来週も楽しみ。

またピアスの話だが、ニードルが月曜日にならないと届かないことが発覚した。今は大分県あたりの作業店を通過してるらしい。
月曜日は出社日なので、この日は疲れてるから開けられない。火曜日は心療内科に行く日だが、午前中で終わる。なので帰ってきたら速攻で準備して開けることにする。

部屋の掃除機かけをしてたら体重計に目が入ったので久しぶりに乗ってみることにした。わたしの場合、ストレスがたまってるかどうかは体重の増減で現れることもあるので、そのチェックも兼ねて乗ってみた。
結論を言うと、乗るんじゃなかったと後悔した。
わたしの体重計は、スマホと連動型のもので、体重計に乗るとスマホですぐにBMIや筋肉量などが確認できる。日、月、年単位で体重やら体脂肪率の推移も確認できるから、こまめに測っていれば無理なダイエットをしなくて済む。目標体重や筋肉量も決められるから、「今日は運動量を増やすために走って出社しよう」とか考えることもできる。
話をもとに戻す。なぜ体重計に乗ったのを後悔したか?一般的に体重計に乗って後悔するのは体重が増えていたとき。「ゲェッ!体重が大幅に増えてる!あの時おやつ食べまくってたからな〜…トホホ…」となる。
だが、わたしの場合は完全に逆。明らかに体重の減りが激しすぎた。信じられなくて2、3回乗り直した。体重計も大幅な痩せ具合に困惑が隠せなかったのか、乗った瞬間スマホで「これはあなたの体重ですか?」と聞かれた。こっちが先に聞きたいわ。
わたしの身長は163センチ。体重は高校2年くらいから社会人になった今まで50〜53を行ったり来たりしていた。なので今回もだいたいそれくらいだろうと思って乗ったら「46.65kg」と表示された。は?なんで?壊れた?去年買ったばっかだぞ?

だって2月の終わりにビアードパパのシュークリームを1週間に7つ食べたし、その1週間後はコストコに売ってるティラミスを3分の1くらい食べたし、一昨日は会社からもらったホワイトデーのお返しでフィナンシェやらパウンドケーキやらを5つくらい食べた。
運動は大っ嫌いなので全くしない。でも適応障害で休職中は体を動かせと心療内科の先生と上司に耳がタコになるくらい言われたので、リングフィットアドベンチャーをやりまくった。それでもだいたい50キロちょっと台をキープしてた。
ちょっと自分の体に何が起きてるのかわからない。不眠といい甘いものの暴食といい、今回の体重といい…もうお手上げ状態だ。火曜日が心療内科の日なので、そこで報告するしかない。

全国の体重に悩まされし女性のみなさまから怒号が飛んでくるのを覚悟で言う。わたしは社会人になってから、あの手この手で太ろうと努力した。暴飲暴食を何度も繰り返した。なぜか?胸の膨らみがほしかったから。
父親の身長と足の長さの遺伝のせいか、わたしは昔から周りの女子たちに「綺麗な脚だね」とか「モデルの脚みたい」と言われてきた。この前も会社の人に言われた。でも脚が長いからって別に得することは何もなかった。吹奏楽部では吹く楽器をやりたかったのに、歯の矯正と背の高さのせいでコントラバスの担当になった。(結局すぐ上の先輩が卒業したからその後は1人で好き勝手に練習できた)
背が高くて得をするのは芸能人やモデルくらいだ。ごく普通の女学生の脚がキレイでも何の得もない。「あなたの脚で踏まれたい!」みたいな人でも現れない限り、この脚が役に立つ日は来ないだろう。

その代償か、圧倒的に胸が小さかった。いまでも小さいまま。仰向けになるとまな板同然。胸が小さいと下着が合わなくて、つけ心地ですごく苦労する。身長はあるくせに胸が体に見合った大きさじゃないから、ぴったりな下着がどこにもない。
胸は脂肪の集まりなので、ネットで太る方法を調べて、毎日たくさん食べまくった。プロテインも飲みまくった。
でも、胸が大きくなることは一切なかった。代わりに仕事が忙しくなって食事をする体力さえ奪われて、結局体重は変わらぬまま適応障害になった。

たぶんわたしは、脚が細いのと胸のなさからくる「華奢な人間」というイメージを取っ払いたかったんだと思う。だから社会人になる直前に「弱い女性」と思われたくなくてピアスを開けて、まっ黒な髪も少し明るくした。

そんな体重からはじまった容姿にまつわる思考を紛らわせるように、引き出しの片付けをした。メルカリで売れそうなものがいくつか出てきたので、3つくらい出品した。売れるかどうかは、この際関係ない。気がついたら3時近くになってた。

特に出かける用事もないので、Amazonプライムでナイトスクープを楽しむ日にした。何もない日はAmazonプライムで映画やらアニメを楽しむに限る。でも、夜6時を過ぎると月曜日の憂鬱さと不安を思い出して、なんだか虚しくなりため息も増える。明日は失敗せず仕事を進めることができるのか?ちゃんと電車に乗れるのか?ちゃんと睡眠をとれるのか?いろんな不安がでてくる。
「今のことだけ考えれば不安も少し軽くなる」とは言うものの、何度試してみても不安は出てくるばかり。いつになったら未来の自分から今の自分に対して「大丈夫。ぜったい治るよ」と言えるようになるのだろう。
そんな日が来るのを期待すること自体、間違ってるのかもしれない。

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