適応障害とわたし@2020/4/2

6時半に目が覚めた。気分は最っっっっ悪。
隣の部屋で妹が、夜中にも関わらず誰かとぺちゃくちゃぺちゃくちゃ話していたせいで全く眠れなかった。

睡眠薬をひとつ減らした矢先にこれだ。
しかも睡魔薬を飲んでるのに全く眠れなかった。

おかげで寝不足だし頭は痛いし気分はイライラ。
今日が仕事の日じゃなかったことが不幸中の幸いだ。

今日は健康診断だから軽めの朝食にした。
ロールパンとスープとゆで卵。
イライラモヤモヤした気分で食べていたら母親が早起きの理由を聞いてきた。
妹のせいで眠れなかったことと健康診断のことを話したら、なぜかわたしが責められた。
「仕方ないじゃない、就活だかなんだか知らないけど動画とるって言ってたわよ」とのんきな声で言われた

はぁ?就活?なんでそんな大事なものを真夜中にやる必要があるの?
しかも明らかに話してる内容は就活とは思えないような会話だったけど?
そもそも夜中に電話か何かするなら母がピアノのレッスンで使う防音室でやるべきだろうが。

さすがに頭にきたので母に八つ当たりをした。
やっと睡眠薬をひとつ減らせたのに結局寝られない時に逆戻り。
妹が夜中に隣の部屋で電話をしてたのを以前も注意したのにまたしてたこと。
これで不眠が治らなくてわたしの適応障害も治らなかったらどう責任をとってくれるんだ。

母に怒りをぶつけたところで何の意味もないことは分かっていたけれど、怒らずにはいられなかった。
こんなこと思うのは悪いことだと分かっているけれど、妹の就活が失敗してしまえばいいのにと思った。

朝から本当に最悪な気分。きのうの夕方にKindleでDaiGoさんの「運を操れる」という本を買って少し読んだけれど、その時ばかりはタイトル通りに思うことができなかった。

モヤモヤしながら健康診断まで少し眠ることにした。
布団は干してしまったので、陽のあたる母の部屋でひざ掛けに包まって寝た。

次に目が覚めた時は、11時55分だった。
やばい、健康診断に行く5分前だ。
コンタクトを入れてない。荷物の確認をしてない。髪もボサボサ。

急いで準備して家を出た。今日は気温が高くなると言ってたけど、薄着だから冬物のコートを着て外を出た。
駅へ向かう途中で、体がポカポカしてきた。やばい。暑い。新しく買ったピンクのトレンチコートにすればよかった。あれまだ1回しか着てないのに。せっかくの機会を逃した。

電車まで時間があったのでコンビニで水を買った。喉がカラカラだし、朝食をとってから飲まず食わずで寝てただけ。もし尿意がこなくて尿検査ができなかったら困るので、電車に乗ってる最中にガブガブ水を飲んだ。

健診所に着いてからは、あっという間の出来事だった。採血→身長体重→内科→レントゲン→尿検査→視力聴力→心電図。まるで回転寿司の寿司みたいに検査フロアをグルグル回ってた。13時30分前に始まって14時過ぎには帰りの電車に乗れた。正味30分ちょっと。これまでの検査時間とは比にならない速さで終わった。
まぁコロナで世の中は自粛モードだし、単純に人が少なかったからだろう。

ただし、ひとつだけ問題がある。帰り際に渡された検便キット。
わたしは生まれてから24年間、検便を受けたことがない。果たしてうまくできるのか?しかも受付のお姉さんが笑顔で「ポストで送ってくださいね」と言っていた。これ送るの?
受け取ったときは何も考えず「あ、はい。分かりました」と答えたけど、帰りの電車で冷静になってからものすごい勢いで心配になった。主に衛生面で。

家に帰ると、急激にお腹が空いてきた。そりゃそうだ、昼食を食べてないんだから。
何か作るのも億劫だったので、チンして食べる五目おこわを食べた。おいしかった。

その後は、読みかけだったDaiGoさんの「運は操れる」を読んだ。
「運を良くしたければ、とにかく試行回数を増やせ」とのこと。運のいい人は即行動し、刺激と変化と成果を求めて小さな実験を繰り返している。成功する精度を上げるために立ち止まって考えてる暇があるなら、たくさん動いたほうが結果的に精度が上がる。

確かにそんな気がする。自転車の練習とまったく一緒だ。最初はバランスが取れなくて何度も転ぶけれど、乗る練習を何回も続けるうちにバランスの取り方が感覚として身につく。一度身についた感覚は一生ものの財産になる。

本を読破した後、しばらくぼーっとしながら自分のことを考えていた。
内向的で引っ込み思案で泣く子も黙るインドア派。会社と人と話しても共通点が少ないから話が続かない。
こんな自分のままではいけないと分かっている。
分かっているけれど、何から始めればいいのか分からない。

それでも運を操るためには迷走も必要なのだろうか。
この世は試してみなきゃ分からないことばかり。やらないで後悔するよりやって後悔するほうがいい。色んな本やTwitterのつぶやきで嫌というほど見た言葉。

でも今の自分は言葉通りのことすらできていない。なのに自然と運が開けるのを待ってるだけ。「果報は寝て待て」ではなく、自分から運を取りに行かないとダメだ。

今朝の寝不足だって事前に防げたはず。夜中の妹の電話はここのところ回数が増えていたのだから。
寝る前に耳栓をしてから寝ていれば、妹のうるさい声に悩まされることなく眠れたはず。

出かける5分前に目が覚めたのも、寝る前にスマホのアラームをかけていたら準備する時間も作れたはず。

本を読む前は運なんて目に見えないし、当てにならないと思ってた。
でも本を読んで分かった。めんどくさがりな人や不安を過度に恐れてる人からは運が逃げていく。刺激と変化を楽しんでる人を運は好むことがわかった。

今はコロナの影響で外で何かを始めるのは難しいけれど、家でブログを書いたり、こうして日記を書いたりといったネット上での交流はいくらでもできる。
今できることで新たな行動を起こせばいい。

ひとまず、この日記が未来の自分の資産になると信じて、毎日くだらないことをグダグダと書き連ねてはネットの海に放出し続けようと思う。

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