適応障害とわたし@2020/3/7

土曜日だから三度寝くらいして9時半くらいに起きた。
朝ごはんは卵かけご飯。イフェクサーをカフェオレで流しこんでから出かける準備をした。
今日はTBCで脱毛体験の日。社会人になる前はミュゼに通ってたけど、予約の取れなさと終わりのない脱毛に挫折して自然消滅した。それでも毛の生えてくる範囲は狭くなったし、太さもだいぶ細くなった。でもいつまでも通い続けたくないし、予約のキャンセル待ちばかりするのは嫌だった。

だから、なるべくすぐに効果が実感できて、値段に見合った脱毛が受けられないか必死で探した。でも、やっぱりどこの口コミも医療脱毛ばっかり。たしかに永久脱毛できるのが売りなんだろうけど、値段が高すぎるし敷居も高い。
でも自己処理するのもめんどくさい。夏なんか地獄で仕方ない。処理を忘れた日に電車のつり革なんか掴めない。なのでカーディガンが必須。キャンメイクのCMで「女の子ってホントに楽しい!」とかなんとか笑顔で言ってるけど、個人的には女の子ってすっごいめんどくさい。

だから、どうせTBCも変わらないだろうと思って半ば諦め半分で行った。でも行ってからの2時間半でその予想は覆された。しかも今、手元にはTBCのメンバーズカードがある。まさか契約して帰ってくることになるとは…

契約のいきさつはこうだ。
ワキの光脱毛をしたけど永遠に毛が生えてくる。どうにかしてくれ、と頼んだらスーパー脱毛をオススメされた。どういう脱毛かというと、毛根に電気を流して毛を作る工場をぶっ壊す。ぶっ壊したら毛を抜く。一回電気を流した毛根はもう毛が作れないから生えてこなくなる。これを繰り返すというもの。
今までは光を当てたところの毛が2週間ほど経ってからでないと抜け落ちていかなかった。ところが、スーパー脱毛はその場で毛の工場から一気に抜いてしまうので、その場で効果が分かる。

そうと分かれば、善は急げ。光脱毛とスーパー脱毛の説明を受けて、早速お試しでワキの脱毛をお願いした。
結果、施術を受けたところの毛が跡形もなく消えた。抜いたから当たり前だけど。でも、今まで毛抜きで抜いたりした時と違って、肌の触り心地も違った。ポツポツしてないし痛みやかゆみもない。これならすぐにボサボサのワキとおさらばできると思った。
効果が目に見えてわかってホクホクしながら着替えて、さっそく契約した。これならイケる。
しかも、施術前に毛を剃らなくていいという。ミュゼの時は「剃ってないと施術しないからね!!!」って強気だったから剃り残しがないように必死になって自己処理してた。でも、スーパー脱毛は毛を抜きやすくしたいから自己処理がいらない。もう電動シェーバー捨てようかな。
お姉さんもとっても優しくてよかった。いっぱい意見聞いてくれてありがとう。ほんとにめっちゃ優しかった。
帰り道で気づいたけど、わたしは長い間、人の優しさがほしくてほしくてたまらなかったんだ。会社や現場の人に気を使ってばっかりで、誰にでもいい顔をしてばっかりだった。陰口や文句を言われても聞こえないフリをして、しれっとした顔を貫いていた。そのせいでわたしは会社に行けなくなった。
今日の脱毛体験はほんのささいな出来事にすぎない。お客さんと店員さんという関係状での優しさとしか言えないだろう。
でも、自分の体に磨きをかけるという行為は、うつうつとした気分を楽にする一番の方法かもしれない。
モノを大量消費するか、自分の体にお金をかけるか。
そのことを一番考えさせられる日になった。

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