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ララバイなんていわない

短歌十三首


心もとなさを流した昨日
迷いがなくなる自分に会いたく


君の歌に新しい口紅を貰った気持ちで
鏡をみるよ


今日何を食べる?なんて会話が一番輝く言葉に思えて



積み重ねていくものに同じ目をして信じていけたら進める



鉄の扉恋の熱を冷ますのに頬あてて
熱帯夜も適温



出会ってしまった愛してしまった
星が悲しいほどに輝いて



優しくなりたい手を繋ぎたい
宇宙の彼方から聞こえるような



隣り合えた意味確かなぬくもりを感じられ生きていけるならば



見えないものを二人なら映し出して
微笑みながら生きていける



恋に怯える歌が震えて切なく夏の夜空はもう秋かな



ずっと探していたものを言の葉で魂ごと魅せてくれる君



夏に食べたかったなぁあつあつの鍋焼きラーメンふーふーしようか?



私の手まねき見えたのに遠くから
手をふらないでね手を取ってね

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