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パキスタンの香辛料いろいろ

辛くて刺激のある香辛料はパキスタン料理に欠かせない食材です。パキスタンでは香辛料を使わずに料理をすることはまず考えられず、間違った香辛料を入れてしまうと料理の仕上がりに大きな違いが生じてしまいます。この記事では、パキスタン料理に不可欠な香辛料を紹介します。

パキスタン料理

辛い食べ物は身体に良いのか?

辛い食べ物には様々な効能があり、適度な摂取はとても身体に良いとされています。※激辛なものを無理して食べ過ぎると、消化器官の粘膜が傷つき喉や胃がただれてしまうので気を付けましょう。

1.血行促進により新陳代謝を上げる
2.体内で熱を生成し、発汗作用を高める
3.血行促進・血流改善に繋がり、冷えやコリに効く
4.新陳代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすくする
5.発汗作用により、肌の保湿分・油分を整え、美白に効く
6.老廃物を排出し、疲労回復やストレス解消に効く
7.夏バテ予防、食欲増進につながる

パキスタンの香辛料

アジョワンシード:クミンシードに比べて非常に小さく、色は茶色がかっており、芳香があり、タイムのような味わいです。パキスタン料理では、風味付けとして使用されています。

アジョワンシード

クミン:クミンは強い辛味があり、カレー、ご飯、パンの風味付けに使われます。小さな茶色がかったクミンシードは芳香があり、苦くて辛味があります。クミンは、コルマ、カレー、ビリヤニ、ケバブなど伝統的なパキスタン料理には欠かせない香辛料です。

クミン

カルダモン:カルダモンは甘い香りがします。チキンコルマやマトンカレーなど伝統的なパキスタン料理には欠かせない香辛料です。また、カルダモンは、グラブ・ジャムンやラスマライなどの甘い甘いデザートにも使われます。カルダモンは、マサラチャイを作るときにも使われます。

カルダモン

クローブ:クローブは常緑樹の花蕾を乾燥させたものです。クローブは、カレー、米料理、肉料理など、伝統的なパキスタン料理には欠かせない香辛料です。また、クローブは、マサラチャイを作るときにも使われます。

クローブ

シナモン:シナモンは甘い風味があり、カレーや米料理といった伝統的なパキスタン料理以外に、甘いデザートにも使われます。風味豊かな料理と甘いお菓子の両方に使用される万能の香辛料です。チャイやコーヒーにも、独特の風味を出すためにシナモンスティックが使われます。

シナモン

赤唐辛子:赤唐辛子はパキスタンで最も一般的に使用される香辛料のひとつです。スパイシーな刺激的のある赤唐辛子は、生、乾燥、または粉砕して使われます。生の赤唐辛子は角切りまたはスライスして、料理を鮮やかにするために、乾燥・粉砕した赤唐辛子は、ガラムマサラやチャートマサラなどさまざまなスパイスミックスを作るのに使われます。

赤唐辛子

黒胡椒:黒胡椒もパキスタンで最も一般的に使用される香辛料のひとつです。食べ物に風味を加えるために利用され、パキスタンの家庭には必ず存在する香辛料です。黒胡椒は熱帯気候である南アジアが原産です。

黒胡椒
スパイシーなチキンカラヒ