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【家族移住・留学】MYO (Melbourne Youth Orchestras) Summer Camp ~ 2024.1月のメルボルン

2024年もあっという間に1ヶ月半経過。
12月〜1月はオーストラリアはホリデーシーズン、夏休みのため、年始からいろいろイベントが盛りだくさんでした。今回は子供達のサマーキャンプ、Melbourne Youth Orchestras (MYO) のキャンプをご紹介。

Melbourne Youth Orchestras Summer Camp

MYO はアートの街メルボルン、そしてビクトリア州中の子供達が集まる1週間のオーケストラキャンプで、弦楽器、ブラスバンド、フルオーケストラ、ジャズオーケストラとさまざまな形式で、レベルに合わせた1週間のトレーニングが行われます。場所は、University of Melbroune の Faculty of Arts の学部が集まるサウスバンク・キャンパスで毎年夏・冬と開催されています。サウスバンクはNGV(国立美術館)をはじめ、Arts Centre などメルボルンのアートが集まるエリアです。

以前から参加を狙っていましたが、基本的に早い者勝ちということのようなので、半年前ぐらいにオープンした募集に応募し、幸運にも子供達2人とも参加できることになり、1月の2週目1週間、子供たちは丸1日x5日間のキャンプに参加。大いに刺激を受けたようです。

まだアクセスできるようなので、参考までにシェア

Year 8 (中2)の息子は、Horbelt Jazz Orchestra に参加。レベルとしては真ん中のクラスになりました。オーストラリアの楽器の検定である AMEB(エーメブ)は持っていませんが、過去の実績を応募のときに記述していたので、その内容をもとに判断してくれた模様。地元のバンドでも一緒の高校生たちも参加していたようで、知っている顔がチラホラ。どうやら、常連組は毎回顔をあわせているようです。地元のバンドの指揮者の人も、以前MYOで教えていたことがあるといっていて、世間は狭い。

Year 5 (小5)の娘は、ブラスバンドの一番優しいクラスに参加。指揮者の人は小学校で音楽を教えている先生ということで、心得たもので、言葉がわからなくても、音楽が成立するように教えてくれます。グローバルですね。サポートの先生も息子の中学校の音楽の先生がボランティアで来ていたりして、知っている顔がいることで少し安心感が得られたようでした。

1週間のキャンプの最後は、発表会があります。16クラスもあるバンドが金曜日の夜から土曜日1日かけてそれぞれ練習してきた曲を発表。息子の Jazz Orchestra は金曜日の夜に、Iwaki Auditorium (メルボルンで親しまれた日本人の指揮者 岩城宏之さんの名を冠したホールとのこと)で演奏会。どのバンドも1週間でよくぞここまで・・という出来でしたが、とくに3つ目の最上級レベルのバンドの演奏は目を見張るレベルで、圧巻。上級生のタイトで、スリリングな圧倒的なパフォーマンスを目にして、随分刺激になったようです。

どのバンドもプロフェッショナルな指揮者の元で圧巻の演奏でした

娘のブラスバンドは土曜日の1番目。今度はCBDど真ん中のタウンホール(世界遺産)で演奏です。歴史的建造物でのコンサート、こちらも刺激になったのでは・・・と思いますが、当の本人はマイペースなもので、もうちょっと感激してほしいものだと思った次第。。

なんとシティの観光名所 タウンホールでのコンサート!


2人とも貴重な体験ができたようで、次回も参加する!とのこと。ウィンターのキャンプの募集は3月から、ということなので、また応募してみたいと思います。しかし、メルボルンシティから補助金が出なくなるという話もコンサートの際に出ていたので、今後このキャンプもどうなることやら・・子供達にとって素晴らしい機会なので、ぜひ継続してほしいものです。

余談ですが、2月24日に Youth Band のチームが Sidney Myer Music Bowl のフリーコンサートで MSO (Melbourne Symphonic Orchestra,  東京フィルのメルボルン版というところでしょうか)の前座をつとめるようです。Music Bowl で無料のコンサートとは、流石アートの街。時間が許す方は見に行ってみてはいかがでしょうか。

MSO & MYO の無料コンサート。豪華ですね。


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