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生活基準値 BOOK・OFF

1年ぶり?半年ぶり?正確にはもっと行っていない気がするが、久しぶりに近所のブックオフに行ってきた。

そのきっかけとなったのは、
予期せぬ人達に語られたブックオフ愛である。

「あそこのBOOK・OFF、家近いよね?ちょっと遠いけど品揃え良くて、なんか好きで行くんだよね~」と友人えー。

「なんでもあるよ」とBOOK・OFF元買取店員さんの友人あーる。

「BOOK・OFFを巡ってて、地方に行けば行くほどコアないい物が残っている」と友人えす。

「そこに住んでいる人が売りに来るから、街の特色だったり年齢層によって品揃えがかわってくる」と友人てぃー。

そして、その時に話された「近所のTSUTAYAが潰れたとか、BOOK・OFFが潰れたとか、想い出がそこにはあった話」を聞いて、
近所BOOK・OFFに行きたくなったのだ。


たぶん、でかめのBOOK・OFF。
間違いなく田舎にある地方のBOOK・OFF。

入店すると、レジ、ぬいぐるみ、カードゲームのカード、、、

!!!!

ワゴンに入れられたサンリオくじの景品たち。
思わず漁ってしまった。というのも近くにあるたった1店舗のサンリオショップにあるくじは、大抵買い占められている。いつも少しだけやろうとすると無いから悲しい。
あの人がここに売り来ているのだろうか?


【ベストセラー】と見出しのある有名な本。
最近よく本屋さんに行っていたので分かる。新書と同じように「今をときめく本」たちが並んでいる。
当たり前かもしれないけれど、たくさん買われてたくさん売られる。少し寂しくなった。

読まれなくなった本を新たに自由帳として販売している本を知っている僕は、今度からこの古本を買いたいと思った。


【旅の本】は、毎年更新されるものもある。グルメ、宿の最新情報、新しく出来た施設の紹介だったりが記載されている。
ここに並んでいるのは、その時に最新版だった本たちで、今までの自分ではそんなに興味がなかった。
けれど、旅の本をぱらぱらと捲ると折線がついたページがあったり、クーポンが切り取られていたりして、面白かった。これを持って旅をしたことが分かる。
綺麗なままの本の前所有者は、写真集のように見て旅をしていたのかもしれないし、結局行かなかったのかもしれないし、行ったかもしれない。

本だけでこんなにも想像ができるのかと驚いた。

【DVD】友人えすが言うコアなものが残っているかは全く分からなかったが、レンタルショップに行きたくなった。
買う程でもないけれど、なんか映画みたいなとかそんな感情。


昔は、好きなアイドルの若い頃が載っている雑誌を買いに来ていた場所。
安いのが正義だった場所。
親に行きたいと言うと嫌がられる場所でもあったので、必死に自転車を漕いで来ていた場所。


久しぶりのBOOK・OFF。

比較対象がないので良いも悪いも分からないが

誰かの不用品が誰かの必要品になる。

楽しい場所だった。

良いね︎︎👍🏻 ̖́-   BOOK・OFF

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