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週刊下克上コラムvol.011「学校では教えてくれないマネーの話とガングロマインド(仮)」


◆◆今週の下克上コラム


コラムはオンラインサロン(

)で月曜〜金曜に投稿している「ガングロマインド」をメルマガとしてまとめたものになります。ビジネス、起業、株式投資、不動産投資などの分野にて下克上の視点で日々の気づきを日々綴ったものになります。毎週日曜日に5個のコラムをメルマガとして配信しています。今週もコラムをお届けします。

◆テクノロジーがいくら発達してもその恩恵は労働者には一切ないというヤバい話

農業革命、産業革命、it革命と過去にテクノロジーの進化で様々な革命が起きてきた。これらの革命によって人々は一見すると重労働から解放されたように思える。しかし労働者は本質的には特に変わっていない。何が変わっていないかというと、労働時間である。昔は遠くにいる人とコミュニケーションをするために、伝令を出し、人を走らせて文章を届けさせていた。時間で言うと遠いところでは意思を伝えるために数日かかっていた。しかし今では、メールやライン、電話といったコミュニケーションツールが発達し、1秒で意思を相手に伝えることができるようになった。伝令を送る人の労働の数日分が1秒に圧縮され、しかもその1秒は人でなく機械がその代わりとなった。食品の製造であったり、農業機械であったり、他にも様々なことが人から機械に置き換わった。普通に考えれば、その分は人の労働時間は減っても良さそうである。しかし労働者の労働時間は昔からずっと変わっていない。これは何故か。例えば、ある会社Aの経理の仕事が最近は月額の会計ソフトのフリーなどを入れる事によって、作業量が1/10〜物によっては1/100ほどに圧縮されたとする。作業量が減るという事は、逆に言うと今まで経理をやってた人の作業効率が100倍に上がったとも言える。すると経理の効率が100倍になったのだから給与も100倍になってもよさそうだが、そうはならない。ほとんどの企業は経理の給与は変わらず、また、経理の労働時間も変わっていないだろう。ではこの100倍の効率化によって、ある会社Aの生産性は確実に上がってるはずだが、経理には特に恩恵はない。では誰に恩恵があるかというとその企業Aの資本家である。テクノロジーがいくら発達しても、労働者の給与と労働時間は変わらない。変わるのはその会社の投資家の財布の厚さである。これは冷静に考えると恐ろしいことといえる。日々テクノロジーは進化し続けてあるというのに、労働者として生きていた場合その恩恵は一切ないことになる。一方、一部の会社の株を持っている投資家はテクノロジーの進化でどんどん効率化が進み、利益が残るようになり、富が拡大する。こうやって格差はどんどん広がっていく。だから、私はずっと言っているが、少しでもいいから投資サイドの権利を持っておかなければ、永遠に労働から抜け出せないという状況になりうる。日々の労働が忙しいのは良くわかる。俺もそうだった。でも人生70年の中の1年だけでも圧縮して投資サイドに回る努力をすることで残りの人生がより楽になる可能性がある。しかもその1年は早ければ早い方がのちの人生に大きな影響をもたらす。これが俺が早いうちから投資をやるべきという理由である。ほんの1年でいいから、忙しい中時間を割いて、知識をインプットし、行動し、早い段階で過去と決別する事が人生の満足度を最大化する一つの方法だと思う。

◆アンチエイジング(=若い時間を買っている)の重要性

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