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北海道遺産シリーズ(23)〜土の博物館「土の館」

北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。
 
24個めの紹介

 上富良野町にある「土の館」は、創業大正6年(1917年)に岩手県から入植した菅野豊治さんが興した菅野鉄工所をルーツとするスガノ農機株式会社が所有・運用する施設で、北海道の農業や土、農機などを知る上で貴重な施設である。

 展示物は各地の土壌の分析や、プラウと呼ばれるトラクターに装着して様々な農作業を行う機器の歴史、またトラクラーの歴史など、まさに北海道の農業の歴史が凝縮されているのである。

 土壌については、北海道各地の土壌や地層のサンプルが説明付きで展示されいていたり、日本各地との比較も交えてあり、北海道の特色を知ることができる。

 またトラクターについては、蒸気で駆動するものや、ポルシェ製やフィアット製、おなじみのクボタのトラクターなど、古いものが約90台も展示されており、見ていて飽きない。

 多くの外国人が見学に訪れていることからも分かる通り、北海道の農業を学ぶための数多くの情報を入手できる、農業王国北海道らしい施設である。



プラウの展示


土壌の説明


トラクラー カラフル!


ポルシェ製のトラクター


蒸気で走るトラクター


クボタのトラクター


敷地からは北海道らしい風景


外国人の見学者も多い

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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