┃生い立ち

彼、生まれはシンガポールだそうです。2020年12月現在で29歳、若い。。。私自身彼のファンになって暫くしてから、彼について調べてみて初めてその生まれや生い立ちについて知りました。生まれはシンガポールですが、国籍はノルウェーとのこと。かの有名なAviciiやアランウォーカー、アクスウェルΛイングロッソ等、著名DJは北欧やオランダ等、欧州北部に固まっている印象がありますね。なぜなんでしょうか？個人的に大変興味があって色々調べてはいるものの、答えには辿り着けておりません。
音楽の歴史背景や情勢に詳しい方、是非教えて頂きたいです。

Kygoって名前くらいなら聞いたことあるけど、そもそも誰？どんな人？となっている方の為に、日本のオフィシャルサイトの情報を載せておきます。興味がある方は是非「プロフィール」のタブから彼の来歴などご覧ください！

因みにこちらは英語のオフィシャルサイト。英語が得意な方はこちらの方が詳細情報記載されていますので、是非ご覧ください。

┃3曲をセレクト

彼がリリースしている作品の中から迷いに迷っておススメを3曲に絞ってみました。なんせ名曲が多いので・・・。私自身、毎日彼の楽曲の何かしらを耳にしながら生活しています。それくらい1つ1つの曲の聴き心地が良く、何度でも聴けてしまうのが彼の楽曲の特徴であり、魅力だと思います。彼の存在を知らなかった方、名前くらいは聞いたことがあったけど、曲を耳にしたことがなかったという方、是非これからご紹介する3つの曲のうちのどれかを試しに聴いてみて頂けたらと思います。

3曲を選んだものの、其々に順位をつけるのは不可能でしたので、あくまで「3選」という観点で選ばせて頂きました。他にもご紹介したい曲はまだまだあるので、また別の機会でご紹介します。

┃The Truth

こちら、比較的最近の曲です。
youtube上には2020年5月29日公開になってます。
ここ数年、youtubeやサブスクでの楽曲発表が主流になってきていて、私たちの幼少期にあった「〇月〇日発売！」のような概念が音楽界から無くなっているように感じます。これもまたひとつの時代の流れですね。

少し話が逸れてしまいました。こちらの楽曲、MVが独特でとても気に入っています。曲調によく合ったのびのびとした動画で、上空から海辺を羽ばたく鳥を追い続けるのがメイン、というシンプルな映像です。曲だけを楽しむのも良し、映像と共に楽しむのもまた良しな1曲です。​

※Spotify

なんでしょう、私自身幼少期からピアノに触れて育ったのですが、この曲のコードの使い方がたまらなく心地良いです。伝わる方が居ると嬉しいのですが・・・。動画で言えば1:03の所で使われている進行が正にそうで、最初聴いた時は本当に鳥肌が立ちました。

あまり「普通」という言葉を使うのは好きではありませんが、所謂「普通」であればこういうコード進行はしないであろう部分で彼は独特のコードを使っています。時間にすれば1秒にも満たないほんの一瞬ですが、その音が挟まれることで、曲に一気に奥深さやミステリアスさがプラスされています。

綺麗、優しい曲調がウリのKygoの楽曲ですが、今まで発表していたそれらとは一線を画す楽曲だと感じています。まだ聴いたことが無いKygoファンの方、是非聴いてみて頂きたい一曲です。イチファンとして、今一番推せる一曲です。

┃Not Ok

こちらは、失恋後の女性の心を綴った曲です。オフィシャルMVは2種類あるのですが、こちらの方が好みなので Official Lyric Video バージョンをご紹介します。

※Spotify

こちらは曲調もそうですが、その曲調に見事にマッチしている歌詞が良いですね。綺麗な音なのですが、どこか悲しげな雰囲気を携えながら、曲の冒頭から終わりまでずっと独特の世界観が広がる曲調で、歌詞の意味まで理解しながら聴き入ると、より一層楽曲の世界に浸ることができます。

歌っている内容は至ってシンプル。そしてとてもわかりやすい内容でありながら、3:30という短い時間の中にしっかりと物語があり、音・詩ともに楽しみ、味わうことができる一曲です。

┃Raging

こちらは遠距離恋愛をしている2人の男性側の心境を綴った一曲です。YouTubeの動画もシンプルでありながらもカラフル。それでいて曲の内容を見事に表現している感じの映像に仕上がっています。

※Spotify

歌詞の内容は、ザ・王道の恋愛ソング。

寂しげな感じのイントロから徐々に盛り上がり、想いを強く表現しているパートに入ると一気に曲調が力強く変わり、更に一番盛り上がる部分では敢えて人の声はコーラスのみになり、心地良いピアノ（のようなシンセサイザー）のメロディラインだけが耳に入ってきます。たまらないです笑

こちらの曲は詩の内容は勿論ですが、やはり曲が最も盛り上がるパートのメロディラインが最高に好きです。曲中の2人の距離感や寂しげな世界観が見事に音で表現されている一曲だと思います。

┃まとめ

いかがでしたでしょうか。Kygoの特におススメしたい3曲をセレクトしてご紹介しました。既に御存知の方も、何かのきっかけでこちらの記事を目にして下さった方も、是非一度聴いてみて頂きたい曲を選んでみました。

所謂クラブミュージック等のEDM系が苦手な方でも十分に楽しめるアーティストだと思います。