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なかなか行動できないのは、あなたのせいではないかも

年末年始は猫も杓子も「振り返り」や「目標設定」の大合唱。
もう、うんざり。
ちょっと息苦しさすら感じていた。

この息苦しさはどこから来るのだろう?

別に、誰かに振り返りを強制されたわけではない。
しなければいけない、期限や約束もない。
やらなくたって死なない。
なのに、どうして気になるのだろう?

きっとその理由は
本音では「やりたい」と思っているからだろう。
じゃぁ、やりなさいよ、と
私が第三者なら言いたくなるところだけど、
そこで「やろう!」と言い切れない理由を探ってみたら、
大きく2つありそうだと、思い至った。

①とにかくめんどくさい

なんだその理由、という感じだけど、
めんどくさいは、かなり曲者で、
優先順位の高くないものは
ことごとくTodoリストから除外してしまう力がある。

なので、一度振り返りの
「何が(どの部分が)」「どんな風に」
めんどくさいのかを、
分解してみるのが良いのかと思う。

そのことについて、
一度腰を据えてじっくり考えてみると、
実際はめんどくさいのではなく、
別件で疲れ切っているとか、
ケアの対象が乱立しているとか、
もっと根本的な問題が見えてくる事がある。

しかも、先送りしている「めんどくさい」を分解することは、
ひいては過去の「めんどくさい」を振り返ることにもなるので、
一石二鳥になるかもしれない。

②振り返りたくない事実がある

次に、見たくない過去がある場合だ。

例えば、失敗した事や、上手くいかなかったこと、
直視すると辛い思いが思い出される、
または、中途半端になってしまっていること、
など、だろう。

上記の事柄はどれも、できれば直視したくないことだ。
物によっては、できれば忘れてしまいたい、
とすら思うかもしれない。
多くの人は自ら苦しむような行為を望まないだろう。

だからもし、
見たくないことがあるなら見なくていい、
と私は思う。


必要な人、出来る人、したいけど出来ない人など
必ずいろんな人が居る。
それは私かも知れないし、あなたかもしれない。

「振り返り」や「目標設定」だけに限らず、
私たちが目にする情報には個人ひとりひとりの
状況や環境は加味されていないから。

まずは自分の本音と「実際どうなの?」と聞いてみてほしい。

振り返りは過去(事実)を客観視すること

ここまで、できない理由を考えてみて、
更にもう一つ気づいたことがある。

それは、振り返りのコツは出来事を
直視することではなく、客観的に観ることなのかもしれない。

鏡や、他者(の視点)がないと、
自分を客観的に見ることはできないように、
自分の過去も、「振り返り」というフィルター(補正)で
事実のみを摘出すれば、
案外おもしろい発見や、自分を形成する愛すべき出来事などが
見つかるのかもしれない。

誰かと一緒にやることで力が湧いてくる、という人は
知り合いに声をかけるなどしてみて、
ゆるくテーマを設けて話してみるのもいいだろう。

コーチングのクライアントさんや私自身も
セッションで振り返りをしたりするが、
一人で書くのととは違って
誰かと話すのでは違う発想が浮かんだりする。

今回は「振り返り」をすることで、
自分を客観視してみよう、とお伝えしたが、

どうせ行動や思考をするのであれば、
少しでも、私っていい感じじゃん?
感じれるように捉えれるように、
視点を増やして(変えて)みてほしい。


一人ではなかなか考えがまとまらない、
話しているうちに考えがまとまっていく、
話を真剣に聴いてもらえそうな人がいない…など、
もしも1人でしんどくなったら
ぜひ、私にお声がけください。
ざっくばらんにお話しできたら、と思います。

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↓今まで全く振り返りをしなかったが、振り返りによる気づき。
 (あくまで私の場合です)


お読みいただき、ありがとうございました。私が学んだことや失敗、気づきなどについて綴っています。等身大の様子をお届けしていていくことで、誰かの「私もやってみようかな」のサポートになれたら幸いです。こーみぃ、がんばれ!のサポートもとても嬉しいです。