「ノハナ」です。
コロナ禍で副業などに手を広げようと考えた矢先、多くの障害が立ちはだかりました。特に、デザイン担当者の体調不良やプライベートの多忙などにより、プロジェクトの方向性が変わることになりました。

これは非常に悲しい状況です😂

その中で、花業界特有の困難に直面しましたので、それについて短くまとめておきます。

繁忙期は分散出来ない

当然といえば当然ですが、同じ業界での繁忙期は分散する事ができませんでした。デザイン担当者は自分の店舗も運営している中で協力していただき、色々な花を作ってもらっていたんですが当然ノハナで販売している商品も繁忙期が重複し、実店舗の運営と両立することができず体調を崩してしまいました。

売上よりも、喜びが勝る花屋

これはデザイン担当者や関連する花屋さんに共通する傾向ですが、「大量受注で利益拡大」よりも「少数受注による現状維持」を優先する方が多いようです。言い換えれば、多くの人が売れればいいというよりは、質の高い生活体験を提供することを重視しており、労働に見合わない安価な仕事を多く受注しています。

しかし、このような状況は業界が衰退する可能性が高いと考えています。例えば、お祝い向けの大きなスタンド花では多くが配送料無料のサービスを提供しており、業界全体が利益を度外視したサービス精神によって成り立っていて大変もったいないなと思いました。

再出発の方向性

花のEC計画は大きく見直しとなりましたが、花屋ではなく花に興味を持つ一般の立場から、花業界に関する「情報」の発信やコンテンツ作成などの方向で再チャレンジをする予定です。